4/02/2024

京都にお花見ランチに行ってきました。(想定外の遅咲き桜(泣))

2024年3月30日
京都にお花見ランチに行ってきました。
今年は着物で桜の花見に挑戦ということで、汗ばむ陽気の中いざ京都にと言いたいところですが
今年は想定外の寒さが3月続き昨年から比較して大幅な遅咲き桜となり
市内のソメイヨシノに関してはほぼ全滅で、一部早咲きの桜を調べてからのお出かけとなりました。

3月16日のJRダイヤ改正でシャトルきっぷが廃止されました。
東海方面から京都新大阪方面に新幹線で行く時に格安で自由席に乗れるきっぷだったのですが
今後はスマートEXの早得1での取扱となりました。
以前は前日にわざわざ窓口にきっぷを買いに行っておりましたが、ネットで簡単に予約でき
かつクレカ決済とSuica等に紐づけすればICで乗車もできるので非常に便利になったと思います。
私は友達の分と二人分予約しましたので、当日券売機で発券いたしました。
到着すると京都駅は観光客でごった返しておりました。
そのまま地下鉄に乗車して京都御苑を目指します。

本当はグレーの結城紬のensembleを着て行きたかったのですが、着てみると着丈がかなり短いので、買った店にお直ししてもらうことにしようと思いました。

今回は米沢紬の紺色のensembleに茶系の博多帯を合わせました。

すでに御所に到着すると枝垂れ桜の周囲には多くの観光客でごった返しておりました。

まだ午前中なのでマシな方だと思います。
私の感覚でいうと外国人7割日本人3割と言ったところでしょうか?

すでにオーヴァーツーリズム状態でございましたww

ただまだ午前中だったということもあり、このように場所を選べば人が入らずに写真を撮影することができました。
スマホとOLYMPUSのミラーレスと2台で撮影しましたが、いろいろと帰ってみると
かなり画作りに対する解釈が異なることがよくわかります。
撮影したあとから気が付きましたが、スマホを帯の上に忍ばせると、着物にやはり
形が浮き出ており、お腹が出たように見えるのでみっともない感じですね。

今後は撮影する時に帯の上に物を入れないようにしたいと思います。

結局二時間近く京都御苑の中で桜を見ながら散策していたので、昼飯前には
腹が減ってまいりました。
桜以外にも白い清楚な感じの花も満開になっていたので、こちらでも写真を撮影しました。
何という花なのでしょうか?
木蓮の花でしょうか???
木蓮の花言葉は「自然への愛・崇高・忍耐・威厳・持続」だそうです。
白い花には特に気高さなどもあるそうです、まさに私にピッタリの花言葉ですねwww

さてさて、今日のランチはまるで計画したかのように御苑の直ぐ側にある
日本料理さかいさんにやってきました。

初めてお伺いするレストランでワクワクしますね〜。
なぜか我々はカウンターではなく4人がけのテーブル席でセッティングして頂きました。
ゆっくり落ち着いて食べられますので、これはこれで良かったです。

4000円のコースの割にはいろいろと品数や、ご飯やちりめん山椒もたくさん頂き、大将や店員さんもすごく気さくで親切な感じの方ばかりで、ぜんぜん気兼ねなく美味しい日本料理をいただくことができました。
ありがとうございました。

さてめっちゃ腹いっぱい食べさせていただき、玄関外までお見送りもしていただき大満足で近くのバス停に向かい、バスで円山公園に向かいます。

円山公園は先程の京都御苑よりも更に外国人観光客の巣窟の様になっており
いろんな国籍の方々が集ってカオス化している様相でしたww
でも私はこういうの大好きなので、いろんな国の方々が日本の花見を体験して楽しんでいる姿を見ているとこちらまで楽しく幸せな気分になります。
こちらも咲いているのは早咲きの枝垂れ桜ぐらいでした。
公園内にいくつか咲いている木があるので、タイミングを待ったりすれば、人が入らないように
写真を撮影することも難しくはありません。

結構素人の人々は、逆光お構いなくでみんな撮っていますので、日差しが強いこのような日は
体の真正面になるべく光があたって、背景がその後ろに来るような場所を探して撮影するのがベストですね。

お正月にも着たこの米沢紬の紺色のensembleはなんと正絹の長襦袢付きで、一万円以内の激安で買えたんですよ。
しかもほとんど新品のようでサイズもピッタリでした。
適度な光沢感とハリ感がある素材が気に入っています。
じっくりネットを探すとお買い得なリサイクルきものの掘り出し物に巡り会えます。

さて、かなり歩き回って疲れてきたので、円山公園から祇園白川を通って大丸に行って、
地下鉄から京都駅まで帰ることにします。
祇園白川のソメイヨシノのまだまだでしたが中に早咲きの桜が花を咲かせていました。
こちらも外国人観光客でかなり賑わっておりました。
よくYouTubeを見ていると、着物を着ていると良くも悪くも声をかけられる事が多々あると聞きました。
実際にやはり着物を着ていると外国人の特に西洋人の比較的年配の女性が興味深そうにじっくり見てきて、むこうから笑顔をしてこられますので、こちらもニッコリ笑顔でお答えするようにしております。

この祇園白川で写真を撮っていると、60代ぐらいと思われる西洋人の観光客のマダムが一眼レフカメラを下げて写真を撮っていらっしゃって、なんだか英語で私に声をかけてきました。
はじめは私にカメラを渡して、この方を撮ってと頼まれているのかと思いましたが
再度聞き返すと、どうやら私を撮影しても良いですか?と聞いてこれましたw
私も生まれてこのかた、人に写真を撮ってもいいですか?なんて51年間全くございませんでしたので、少し驚くとともに、これが着物マジックかと納得しました。
ただ、周囲には着物レンタルのアジア圏のコスプレ観光客がわんさかいる中で、このマダムは私が純粋な日本人だとわかって声をかけてきたのかは疑問です。
私が思うに、観光客向けの着物レンタルは見ていてちょっと酷いというか、特にアジア圏の方がなぜこの殿様のような柄や九州の成人式のような着物を着ているのか疑問に思うところです。
派手に見えるのが人気なのでしょうか?正直あまり品のある感じでは無いので、もう少しシンプルな着方や着物を着てほしいかなとは思いますし、店もあえてあれを置かなくてもよいじゃんって思うんですよ。
まあ残念ながら今や日本人男性でこうして普段に着物で出かける人なんて絶滅危惧種になっているので、仕方がないといえば仕方がないのかもしれませんが・・・・。

おそらくこの私に声をかけた西洋人のマダムも、なんとなくこの違和感がわかったのか疑問ですが、殿様のような着物を着ていない私に声をかけたのかもしれません(笑)
さて、京都の大丸地下にある和菓子屋さんに行って桜餅を買って帰ります。
以前ここの桜餅を買って頂いたところ、とても美味しかったので、甘さも塩加減も良い塩梅でした。

という事で、ホテルが安ければこのまま京都にでも一泊しても良かったのですが、
いかんせん3月4月は京都のホテルはバブル相場なので、夕方の新幹線にのって帰りました。
でも新幹線楽ですね〜、席も広いし絶対に座れますし。
ホームのキオスクでスジャータのカチンコチンアイスクリームを買って、ホームで食べてから帰りました。