1/28/2013

暮らしが生んだ絶景 水辺の文化的景観 企画展に駆け込み

こんばんは

今シーズンは雪が少なく、比較的過ごしやすい冬ですね。

昨年から開催されていた、滋賀県立安土城考古博物館にて開催されたいた
「暮らしがうんだ絶景 びわ湖の水辺の文化的景観」の企画展に行ってきました。

なんと駆け込みの本日で終了という極めて滑り込みとなりました。
滋賀県には環境庁の指定する文化的景観が3カ所あります。
近江八幡の水郷、針江の生水、海図大崎の水辺景観です。

以前から何度かブログでもこの事は書いてきました。
実際に私自身もこちらの場所へは何度か足を運んで実際にどのような景観なのかを見学もいたしましたし、色々なお話を周辺の方より伺う事もできました。

成安造形大学さんが近江学という本を出版しているのですが、そちらで過去に取材された内容を受け継ぐような企画展な気がします。

こちらの出版物は非常に取材や編集が細かくされており、少し値段は高いですが、滋賀の人々の自然との関わりや文化などを詳しく紹介しています。

幸いにも展示の図録に、今回展示されている殆どの内容と、写真などは掲載されていましたので、最後に購入させて頂きました。

改めて文化的景観から滋賀という場所を考えてみると
誠に自然や歴史的な要素と、人々との暮らしがうまく調和していた地域と言うことが解ります。

図録の初めに

「今見ることの出来る景色の裏側にあるもの、すなわち、その地域の成り立ち、景色を造り上げてきた暮らしの有様とその変遷、そして、その根底に流れる自然と人間との交渉(=共生)の様態を紹介したい」と書かれています。

私も今年で40になるのですが、最近は自分が見る景色や物事の背景にどういった過去や、事柄が潜んでいるのかを考えるようになってきました。
美しい景色の裏で、動物たちの営みや、人間の営み、そして過去からの流れなど・・・。

バカな頭で考えれば考えるほど、特に法律や設計図で明確に規定されたわけではない、所謂文化と自然の調和や融合が時代を越えて、継承されていくこともあれば、無くなってしまうものも中にはあったりで、
図録の最後には、残念ながら人間を取り巻く自然環境は負の方向に変化していると書かれていました。

少しキツい言葉だと感じますが、その通りでもあります。
ただ、こんな世の中でさえも、過去の先祖や、自然から受け継ぐ生活の文化を大切に守っていこうと感じている人もいるわけです。

自然と調和したライフスタイルというのは、快適主義とはほど遠いかもしれませんが
持続性や、環境破壊から遠い所にあると思うのです。

現在世界中でメインとなってしまっている快適主義を重んじる思想は、311の原発震災で明らかになったように、決定的なバグを発生させ、長い将来にわたって地域性や自然環境を根底から破壊し、再生不可能に近い状態にたった数日でしてしまう事も、私たちは知ることが出来ました。

企画展の引き延ばしされた写真は、私たちが暮らす今の滋賀でまだ実際に見ることのできる景色です。
写真でも美しいのですが、実際に自分の目で意味をかみしめながら見てみると、また違った思いがわいてくるかもしれませんよ。

1/16/2013

英国HMV破産申請へ

こんばんは

今日英国HMV社が破産申請をとのニュースを見ました。

私がまだ20代前後、外資系のレコードショップが一斉に日本でもお店を増やし始めました。
タワーレコード、HMV、ヴァージンメガストアなどなど
田舎者の私は当時いろいろな種類が置かれた広い店内で店員のリコメンドが書かれたCDを見たり買ったりすることが
なにか、都会的な感覚だった記憶が懐かしいです。

洋楽のアーティストが握手会を開催するのに並んだり・・・。

いろんなジャンルの音楽をいろんな形で発信していたと思います。
ラジオのチャートなどとも連動して、渋谷系などど言われた音楽が始まった頃だったと思います。

それがほんの20年ほどで崩壊していくとは思いもしませんでした。

レコードがカセットに変わって、そしてCDに変わった時点でデジタル信号に音楽は変換されたわけです。

当時はインターネットやブロードバンドなどが無い時代だったので、リニア録音された容量の媒体を配布するにはCDしか考えられなかったですし、その後さらなる高音質のSACDなども出てきましたが、なんとか今でもCDという媒体でかろうじて音楽は売られています。

私はiTunesストアが出てきた頃から、アルバムをデータで買うことの違和感がずっとあり、未だにアルバムはCDで購入しています。
一年に数回ほど一曲だけ買う時もありますが、私にとってLPやCDなどのパッケージとして買うことが、自分の中での掟のようなものになりました。

音楽を聴く環境や聴き方は十人十色千差万別で、特にどういった聴き方をしようがそれは咎められることでもないですし、聴いている本人がローファイであろうがハイファイであろうが関係無いと言う人にとっては、YouTubeのストリーミングでも十分な人もいるわけです。

コダックや富士フイルムが、フィルムを製造しなくなるのと同じように、いずれかパッケージとしての音楽の配布というのも終わりを迎える時がくるのかもしれません。

音楽好きとしてはなにか悲しい気持ちではありますが、70年代からミレニアムまでの30年間というのは、ミュージシャンにとっても、とても贅沢に音楽制作ができる時代だったのかもしれません。

松田聖子が80年代登場し、彼女のレコーディングや音楽制作には大変なスタッフが関わり
一つのブランドとして確立させられたのも、好景気だった時代だったからなのかもしれません。
先日新聞の投書欄で昨年の晦日の紅白歌合戦の内容に対して、どちらかというと悲しい意見の投書がありました。
私も殆どみていないのですが、すでに出演者で半分ほど全く知り得ないタレントもたくさんいるわけです。
30代の私ですら非常に違和感をかんじるのに、60代の女性が感じた違和感は相当なものだったと思います。




1/04/2013

あけましておめでとうございます。

2013年明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いします。

今年で私は40歳になります。
なにか信じられない感覚であります。

人生でどこの部分の思い出が一番色濃く覚えているか?
そんな事考えたことありますか?

辛いことや幸せだったこと色々あると思いますが
自分自身は変化している感じではなくても、周囲・特に両親や親戚などの高齢化が進むと
なにか、やはり時間は経過しているのだと実感したりもります。

自分で感じるところとしては、都市的なものにあまり魅力を感じなくなってしまったこととが大きな変化であるのかと思ったりもします。

今年一年がみなさまにとって、なにか感じる事や気づきがある一年となりますように。