7/22/2025

セブ・パシフィック航空にかき回された7月のCebu島・・・・。

 こんにちは。

しばらく更新ができていませんでした。

「貧乏暇なし」という言葉がありますが、7月から今にかけて意外とイベントや予定が立て込んでおり、更新できずにいました。

ここでまず、7月に行ったセブ島旅行で散々な目にあったことを書きたいと思います。

私の旅行は、基本的にお得な航空券を見つけたら友人に相談し、スケジュールが合えば格安で予約することが多いです。

今回も7月の連休にセブ島行きの直行便が往復で格安だったため、申し込みをしました。

ところが帰国便が急にキャンセルとなり、勝手に後ろ倒しの便、しかもマニラ経由の便が充てがわれていました。
急いで代理店に連絡をし、帰国が遅れると休みが取れないので困ると伝えたところ、本来の帰国日に設定されていた便を取り直してもらえました。

やり取りは主にTrip.comを通じてでしたが、中国人スタッフのサポートは親身で、電話応対もきちんとしていて助かりました。折り返しの電話も常識的な範囲できちんとしてくれるので、とても安心できました。

本格的なトラブルは後半に起こりました。

とりあえずセブ島の写真を何枚か……。

行きの便はほぼ定刻どおりに出発しました。
このときは、まさかこの先にトラブルが待ち受けているとは思いもしませんでした。


泊まったホテルはマルコポーロセブという少し古い建物のホテルです。
部屋自体は問題がないのですが、入った瞬間ほのかな湿気臭とカビ臭さ・・・。
案の定時間が経つとチョウバエが部屋の水回り中心に出始めました・・・。

いつも殺虫剤を旅行に持ってきているので、換気口や水回り中心にかなり噴霧したら
チョウバエはほとんど出てこなくなりました。

他の方も下水の匂いが酷いと口コミがあった感じなので、どうやらチョウバエの原因は
下水周りの手入れがしっかりとできていない感じです・・・・。

まあ安いので、このぐらいは我慢ですww
ホテルの朝ごはんもまあまあの品数もあり。特に不満はありませんでした。
流石に3日も同じ飯を食べてると飽きてきますが・・・。
大雨はふりませんでしたが、滞在中は雨季もあり、曇りがちな天気でした。
主にホテルのプールでの静養と、夜にマッサージに行くのが今回の目的です。

さて今回のCebu島自体のレポートはこんなもんですww

問題の地獄はこの帰りのフライトから始まります・・・・。

本来は関西空港行きの直行便で帰国でしたが、セブ・パシフィック航空の勝手な都合によるキャンセルのために、マニラ経由になります。

関西行きの飛行機に乗り継ぎ時間は4時間もあるので、特に問題がないとの認識です。

今日中に到着すると思いながらマニラ行きの便に乗り込みます・・・。
マニラ周辺では先日から悪天候が続いていたようで、台風ではありませんが
雨季に見られる豪雨的なものが狙い撃ちしていたようです。

マニラ空港に到着するかと思いきや、急にゴーアラウンドして機体がまた勢いよく上がり始めました・・・。

ゴーアラウンドは過去にも体験しているので、ああ着陸のやり直しか程度で
4時間も乗り継ぎ時間があるので、このときは余裕をかましていました。
ところが2回目の着陸でまたもやパイロットがゴーアラウンドしてしまいました・・・・。

( ちなみに後から調べると、他の飛行機は普通に着陸していました)

この辺りからいやーな予感が経験上よぎってきますww
パイロットから機内放送が入り
「気象条件が悪く、近くのクラーク空軍基地空港に一旦着陸します。」

この時点で私はもう、半分ぐらい今日の関西行きの便に乗り継ぎできることが無理と察しました・・・。
クラーク空軍基地の空港とマニラまでは飛行機自体では半時間ほどですが

緊急時の応対がスムーズに進むとは思えません・・・。

クラーク空軍基地空港で一旦待機です。

グランドのスタッフとキャビンクルーなどが慌ただしくしています。

二時間近くぐらいかな?
この空港の機内で閉じ込められ、配られたのはこのミネラルウォーターとお菓子一個ww
なめとんのか?とww
機内放送がが入り、マニラに向かいますと。

ただ、どう考えても関西空港行きの同じセブ・パシフィックの便には間に合わないです。
もしかして乗り継ぎ客がいて待っていてくれるかも?
と最後の1%の望みをえてトランスファーカウンターに向かうも
さすがセブ・パシフィック航空
情け容赦なく出発していましたwww
取り残された日本人は私達二名と、女性の二人組 合計4人。
もうイレギュラー案件なので、トランスファーカウンターでも必死でヒアリングですよww
このセブ・パシフィック航空というのはあとから思ったのですが、こうした事が日常茶飯事で
若い従業員しかいなくて、中間管理職のマネージメントする人間が居ないために
Philippineあるあるの「自分の仕事だけしてればOK」みたいなのの典型なんですよwww
今回の今後の事も、私が今後の明日の搭乗までの流れを、詳細を聞き返してようやく時間の
スケジュールやホテルでの食事の件や、明日の迎えに来る時間の事などと説明する有り様です。
ざっとしたことしか話さないんですよ・・・・。

結局7人ぐらいが他の乗り継ぎ便に間に合わない犠牲者となり、ワゴン車に乗って
今日提供されるホテルに向かいます。セブ・パシフィック曰く「食事は全部付いています」
との事なので、せめて3つ星ぐらいのホテルを予想していましたが・・・・

過去に一度マニラには来ていますので、なんとなくの位置感はわかります・・・。

連れて行かれたのは空港から違いベイエリアのParañaque地区です。
ホテル周辺を見ていると中華系の看板や、明らかに建物の建て方が中華系のそれなんです。
以前行ったマカティなどとは明らかにPhilippines臭がせずに
なぜか中華臭が・・・・www

到着したホテルが、明らかに中国のホテルにありがちな雰囲気です。
部屋に行くと、途中廊下で小さなゴキブリも発見ww

そして部屋の水回りにも小さなゴキブリを再度発見して、どうせ一泊だけなので
見なかったことにしました・・・・。

明らかにこの建物はホテルとして使われる以前に、別の用途で使われていた事が
私の長年のカンでわかりました。

調べるとこの周辺はPhilippinesがオンラインカジノを誘致した際に、一気に中国からオンラインカジノの業者の従業員がどうやらこうしたワンルームマンション的な部屋で生活していたっぽいです。
コロナ前に2017−19年に数万人規模の中国人従業員がこの周辺に流入する一方
この周辺の中国人による治安が悪化、詐欺・人身売買・拷問・監禁がおこり
従業員が逃げたのを中国人が追いかけ誘拐して暴行するなどがあったそうです。
表向きはPOGOオンラインカジノでありましたが、実際は特殊詐欺の拠点だったそうです。

結果外貨輸入よりも、犯罪輸入との声が高まり、この周辺のPOGO業者(特殊詐欺)が政府によって一掃されたあとの施設がこのようなワンルームタイプのコンドミニアムです・・・。

私は、こうした異質な雰囲気を敏感に察知するのが得意なので、すぐさまこの周辺の異様な中華感がおかしいと感じ調べてみると案の定このザマでしたww

そんな気持ち悪さ大爆発のホテルに連れてこられて、とリあえず遅めの昼ごはんのランチボックスが運ばれてきました

蓋をあけると・・・・

日本の日の丸弁当のような、梅干しの代わりに大きめの加工感たっぷりのソーセージと
目玉焼きが一個白ごはんの横に添えられいるだけの、お弁当でしたww

なんとなく想像していた感じ通りの流れになってきたので

私のクレジットカードの付帯保険に遅延時にごはん代が出ることを思い出して
この日は豪雨でしたが、Grabを呼んでマカティの日本人街まで行き
日本式居酒屋でたらふくやけ食いをしましたww


案の定店に入るまでに絶対に大声で「いらっしゃいませ~」って言われると思ってたんですが
スタッフ全員にそのように言われて、ああ日本人のあの根性接客は一つの商品として
世界展開されている事を最後認識した日でした。

ここは何を食べても美味しかったですよ!!
ホテルの夕ご飯の弁当はレセプションにもう必要ないと告げてきたので
本当に外食してよかったです、飲みも入れて日本円で7000円ほどでした。

あとから損保ジャパンに保険請求しますから、レシートなどもしっかりとっておきます。


さて、問題はここで終わりません。

セブ・パシフィック航空
そんな甘い航空会社ではありませんよ〜www

翌朝、指示されたとおりの時間にホテルのロビーに迎えのワゴンが到着して
ここまでは別に良かったんです。

渋滞もなくこの日出発の関西空港行きの便の3時間前には、チェックインカウンターに
私達と昨日置き去りにされた日本人の女性の二人組も並びます。

ところが、3時間前に並んではいますが、すごい行列にも関わらず、セブ・パシフィックのグランドのカウンター職員が、突如1名体制にwww
つーかそれまでも2名体制で、非常にチェックインに時間がかかっていたんです。
ただ、私もまさか搭乗に間に合わないことはないだろうと思っていたんですが、周辺のお客が不安げに他のスタッフなどに声をかけたり、誰かに電話したりと落ち着かない感じになってきました。
みんなもこれは本格的に逆算するとやばいのボーダーラインを感じ、とにかくそこらへんにいるスタッフに聞いてみると、ラストコール用のカウンターに行けと言われて、大阪行きの大勢がラストコール用のカウンターに向かいますwww

しかしこのラストコール用のカウンターなのですが、緊急時のラストコールようにもはやなっておらず、ここも慌てた乗客が大勢詰め寄り、もはや列がどうなっているのかもわからないぐらいに
チェックインの犠牲者が屯しているんですwww
ここで一人の現地のおばちゃんが堪忍袋の緒が切れ、あんたらどうなってんのよ!!!
っれ大声で叫び始めると、周りにいた乗客もそれにつられて
「OSAKA!!OSAKA!!」の大合唱が始まるではありませんかwww

グランドの男性職員が静止して落ち着きはしたものの、完全な阿鼻叫喚状態でした・・・・。

結局、大阪行きの数名がスタッフに直談判みたいになりようやく、このラストコール用の
カウンターとはまた別のカウンターに挿入されることになりました。

けっかとして、搭乗にはギリギリに間に合いましたが、ラウンジなどもお土産なども
全く見ることもできずに3時間ずっとチェックインの列に並ばされるザマになりました。

あとから調べましたが、マニラ空港のセブ・パシフィックカウンターはこうした事は
日常茶飯事だそうです。
かりにチェックイン時間がかかって乗り遅れもセブ・パシフィックは一切お客が悪いで済ませて
しまう事が常態化しているそうです。

私も今まで散々いろいろと飛行機に乗ってきましたが、ここまでオペレーションやスタッフの責任感が全くない航空会社も極めて珍しいと今回の旅で思い知らされました。

ただ従業員はなんとも思っていないそうです。

これは会社の方針で、中間管理職を置いてマネージメントをして正常なオペレーションをする
というごく普通の企業がするような事を、まったくもって
現場の若い従業員に任せっきりにして、いかなるクレームにも客側の都合で取り合わない体質があるそうです。

私のような犠牲者が今後出ないようにも、くれぐれもセブ・パシフィック航空を利用して
マニラやその他のフィリピンに行かれる方は、最新の注意と度胸をもってチケットを買ってください。

私は二度と乗りませんww

以上今回のCebu島旅行は、このセブ・パシフィック航空の重なる体たらくによって
地獄の旅行と化しました・・・・

私のように頻繁にいって、一個これが最悪ならまだしも、たまに行こうとした海外旅行で
この仕打を受けた帰りの女性の二人組などはもうブチギレまくっていらっしゃいました・・・。