10/03/2026

バリ島の旅 Banyuwedang(バンジュウェダン)とSidemen(シデメン)、偶然の出会いと雄大な自然を楽しむ旅

シルバーウィークを利用して、9月18日から28日までインドネシアのBali(バリ島)に行ってきました。実はこれまで何度もDenpasar(デンパサール)空港に降り立っていたのですが、今回が初めてのBali(バリ島)本島への旅となりました。
とはいえ、そこが私の少しひねくれているところ(笑)。前半は、日本人や東アジアからの旅行者がほとんどいないであろうBanyuwedang(バンジュウェダン)で海を楽しみ、後半は標高約500mの田園高原地帯、Sidemen(シデメン)へ向かうという旅程にしました。
今回の旅行中に出会った日本人は、Banyuwedang(バンジュウェダン)で出会ったアメリカ生まれの日本人とアメリカ人のカップル、そしてSidemen(シデメン)で川下りをしていた日本人カップルを見かけただけでした。せっかく遠くまで来て、普段とは違う景色や文化を見に来ているのに、日本人だらけの場所に行くと、なんとなく現実に引き戻されたような気がするのは私だけでしょうか?(笑)


前半:Banyuwedang(バンジュウェダン)で海を楽しむ
さて、前半の目的地であるBanyuwedang(バンジュウェダン)。実はここ、Bali(バリ島)では珍しい温泉が湧き出る地域でもあります。今回宿泊したのは、Odiyana Bali Retreat。屋外プールの隣には温泉スパがあり、深夜を除いて温泉が注がれているので、温かい露天風呂に入り放題という、なんとも贅沢な環境です。海で遊んだあとに温泉に入れるというのは、なかなか魅力的ですよね。
こちらが温泉用の小さなプールです。


Banyuwedang(バンジュウェダン)到着の翌日はMenjangan Island(ムンジャンガン島)でシュノーケリング。そして翌日は、Pemuteran周辺の海でイルカウォッチングを楽しみ、そのままPemuteran(ペムテラン)でシュノーケリングをしました。当初はMenjangan Island(ムンジャンガン島)で2日間シュノーケリングをする予定でしたが、結果的にはイルカウォッチングに変更して大正解だったと思います。

イルカの群れに感激!
イルカウォッチングは早朝からの出発で、アウトリガーボートにかなり長い時間乗ることになります。船酔いが心配だったので、今回はしっかり酔い止めを飲んでから出発しました。
ところが、船長も「今日はなかなかイルカが出てこないね」と、半分あきらめモード。そんな中、乗船してから1時間ほど経った頃、ようやくイルカの群れが見え始めました。
何頭ものイルカが、呼吸をするために次々と海面に姿を現します。その光景が本当にかわいらしくて、思わず感激してしまいました。
やっぱり野生動物との出会いはいいですね。いつ現れるかわからないからこそ、実際に目の前に現れたときの喜びも大きいものです。
遂に現れたイルカの家族!感激



Menjangan Island(ムンジャンガン島)のシュノーケリング
Menjangan Island(ムンジャンガン島)のシュノーケリングは、6人のグループで参加しました。噂どおり魚の種類はとても豊富で、魚影もかなりのもの。海の中の生き物の多さには十分満足できました。
ただ、グループでの行動なので、どうしても船長の時間配分に合わせる必要があります。せっかくきれいなスポットにたどり着いても、じっくり時間をかけて観察することが難しいんですよね。
やはり、こういう場所では自分のペースで自由に泳げることが大切です。少し料金が高くても、プライベートボートを予約すればよかったなと、ちょっと後悔しました。魚の種類や魚影には大満足だっただけに、もう少し自由に楽しめたら最高だったと思います。

旅の醍醐味は、予定外の出会いにある
Banyuwedang(バンジュウェダン)では、もうひとつ、とても印象に残る出来事がありました。地元のコンビニに買い物に行ったときのことです。
店の前にあるテラス席に座っていた若い青年2人組が、日本人が珍しかったのか、私に声をかけてきました。一緒に写真を撮ったついでに、WhatsAppのアカウントも交換。
最初は「おじさん、魚釣りする?」と聞かれたのですが、残念ながら私は釣りがあまり好きではありません。「明日はイルカを見に行くんだよ」と話して、その場では別れました。
ところが、その後、彼からメッセージが届きました。「おじさん、明日、僕たちと一緒にジムで合トレしませんか?」
わたしも旅行中筋トレができないので少し興味がありました。時間に余裕があれば連絡するね、と返事をしていたのですが、翌日の夕方、少し時間ができたので、彼らの村にあるジムへバイクで向かうことにしました。
ちょっと悪ガキ風ですがインドネシアらしくとてもフレンドリーです

地元のジムでまさかの合トレ
当然ながら、そこは完全に地元の人たちだけが集まる場所。そこへ日本人のおじさんがひとりで乗り込むわけですから、かなりのアウェイ感があります(笑)。
でも、そこがインドネシアのいいところ。初めて訪れた外国人にも、とてもウェルカムな雰囲気で迎え入れてくれました。
昨夜コンビニで出会った2人も、もちろんジムに来ていました。せっかくなので、彼らに混じって一緒に筋トレ。思いがけず、地元の青年たちとの合トレが実現しました。
周囲には、彼らと顔見知りの地元の高校生たちもいて、やはり日本人が珍しいのか、みんなで自己紹介をして記念撮影までしました。
海外旅行では、観光地を訪れたり、事前に予約したアクティビティに参加したりすることも、もちろん楽しいものです。でも、こうした予測不可能な出会いには、それとは違う魅力があります。
事前にお金を払って予約する体験とは違い、偶然が重なった、そのとき、その場所でしか成立しない時間。だからこそ希少性が高く、記憶にも強烈に残るのだと思います。これこそ、私にとっての旅の醍醐味です。
彼らとはInstagramも交換しました。もしまたこの場所を訪れる機会があれば、今度は連絡して、みんなで一緒にご飯でも食べたいと思っています。
子供の頃からみんなとてもフレンドリーなのは日本とはえらい違いかなw?

偶然は翌日も続いた
Banyuwedang(バンジュウェダン)最後の夜は、少し雰囲気のいい場所で食事をしようと思い、海辺のリゾートホテルにあるサンセットビーチレストランへ向かいました。
ホテルのレセプションでレストランの場所を尋ねたところ、なんと、そこに昨日ジムで一緒に合トレをした高校生の男の子がいたのです。バリ島の民族衣装を着たユニフォーム姿で、向こうから声をかけてくれました。
「ここでアルバイトしているの?」そう聞くと、今は業務研修で来ているとのこと。いやあ、すごい偶然ですよね!
昨日は村のジムで会い、今日は海辺のリゾートホテルで再会。こういう偶然が続くと、なんだか不思議な縁を感じてしまいます。
レストランでは、ちょうど夕暮れの美しい時間帯に、海を眺めながらゆっくりと食事を楽しむことができました。しかも、一番いい席で。Banyuwedang(バンジュウェダン)での最後の夜を締めくくるには、最高の時間でした。
サンセットビーチレストランにて、夕日がとてもきれいな中でのDinnerです

バンジュウェダンで一番見晴らしのいいカフェD’lingker Coffeの親子です。お母さんがとってもフレンドリーなんです。

上の写真はD’lingker Coffeのお母さんと息子さん。
ここのナシゴレンがとっても美味かった。景色も絶景で絶対にオススメ。
お母さんも息子さんもとってもいい人です。

Sidemen(シデメン)へ。棚田とMount Agung(アグン山)を望む宿

楽しい思い出をたくさん残して、前半のBanyuwedang(バンジュウェダン)から後半の目的地、Sidemen(シデメン)へ向かいます。移動は事前に予約しておいたドライバーにお願いしました。
途中、Amed(アメッド)のビーチを見下ろせるJoli Best View Caféでランチを取り、そこからSidemen(シデメン)へ。
おそらくアメッドで一番の絶景カフェ、人も混んでなくて最高でした。アグン山も見えます。
この角度からのみアメッドの海とアグン山がコンビで見れるんです。

ランチタイムです。グリルチキンですね。


今回、Sidemen(シデメン)で4泊お世話になったのは、Great Mountain Views Nature Resortです。
実は今回のSidemen(シデメン)での宿選びには、かなり時間をかけました。私がこだわったのは、ホテルの部屋の正面に棚田が広がり、その背後に雄大なMount Agung(アグン山)が見えること。
せっかくSidemen(シデメン)まで行くのですから、部屋にいる時間そのものが楽しみになるような場所に泊まりたかったのです。
ホテルはSidemen(シデメン)の中心部からバイクで20分ほどかかる、少し不便な場所にあります。しかし、結果的にはこのロケーションを選んで大正解でした。
ホテル自体は少し古く、特に給湯設備の弱さは気になりました。それでも、部屋は広く、スタッフもみんなフレンドリー。何より、部屋のテラスの正面に広がるMount Agung(アグン山)と美しい棚田の景色が最高でした。
朝起きてテラスに出れば、雄大な山と田園風景が目の前に広がっています。そして、それは一日を通していつでも眺めることができます。
観光に出かけるのも楽しいですが、こういう景色を眺めながら、ホテルでゆっくり過ごす時間も旅の大きな楽しみですね。


部屋の眼の前の庭からアグン山を背景に。

部屋はキングとシングルの2つのベッドです。


Sidemen(シデメン)でのアクティビティ
Sidemen(シデメン)では、Telaga Waja River(トラガワジャ川)のラフティングと、シルバーリングの制作体験をしました。

Telaga Waja River(トラガワジャ川)のラフティング
Telaga Waja River(トラガワジャ川)のラフティングは、とてもスリルがあって面白かったです。川の流れに身を任せながら、周囲の自然を眺めたり、急流を下ったり。
Banyuwedang(バンジュウェダン)での海のアクティビティとはまた違う、バリ島の自然の魅力を楽しむことができました。
途中の休憩所には大きな滝もあり、そこで記念撮影もできました。実は当初、Sidemen(シデメン)では滝を見に行く日も予定していたのですが、ラフティングの途中で十分に滝を楽しめたので、最後の日は予定を変更。ホテルとその周辺で、ゆっくり休憩することにしました。
ここから乗船です。

今回アクションカメラ用のネックホルダーが大活躍!!

滝行もしてきました。


シルバーリングの制作体験
もうひとつの楽しみは、シルバーリングの制作体験です。もちろん、出来栄えはまだまだ下手くそですが(笑)、自分で作った指輪が完成しました。
既製品を買うのとは違い、自分で手を動かして作ったものには、また別の愛着があります。旅の思い出としても、いいお土産になりました。
初めて作ったシルバーリング波をMotifに・・・。

バリ島の移動とドライバーのこと
今回の旅行では、移動手段についてもいろいろと考えました。
まず、Sidemen(シデメン)からDenpasar(デンパサール)空港までは配車アプリが使えないため、帰りの車はKlookで手配しました。空港への移動については、シデメン周辺の業者やホテルが提示する料金と比べると、Klookでの予約はかなり安く感じました。
一方、Banyuwedang(バンジュウェダン)からSidemen(シデメン)への移動は、事前にWhatsAppで地元の業者に見積もりを取り、一番安いところにお願いしました。
料金は850Kルピア、日本円で約7,500円。所要時間は4時間ちょっとで、途中のAmed(アメッド)では1時間ほど待ってもらう条件です。これだけの距離を移動して、途中で待機もしてもらうことを考えれば、妥当な料金だったと思います。
次回は直接お願いしたいドライバー
今回、Denpasar(デンパサール)空港からBanyuwedang(バンジュウェダン)まで、4時間ちょっと運転してくれたドライバーさんが、とても親切で安全運転だったのが印象的でした。
長距離の移動では、やはり安全運転をしてくれることが何より大切です。そのお礼も兼ねて、今回はチップも少し多めに渡しました。
すると数日後、彼から帰りの運転について営業のメッセージが届きました。残念ながら、すでに帰りの車は予約していたので、今回はお断りしました。
ただ、今後またバリ島を訪れるときには、直接お願いしたいと思っていることを伝えました。彼も、もちろん大歓迎との返事。
ドライバーにとっても、予約サイトなどを通さず直接仕事を受けられれば、その分、自分の収入になります。私にとっても、以前に利用して安心できたドライバーに直接お願いできるのは大きなメリットです。
次回のバリ島旅行では、ぜひまた彼にお願いしようと思っています。

満月の日に重なった、バリ島の祈りの風景
今回の旅行は、ちょうど満月の日と重なっていました。そのため、Bali(バリ島)の各地でお寺のセレモニーが頻繁に行われていました。
村の中にある小さなお寺や、集落の道を、民族衣装を身にまとった人たちが、お供え物を持って行列していく光景を何度も目にしました。
観光客向けに演出されたものではなく、地元の人たちの日常の中にある信仰の風景です。こうした光景を実際に目にすると、Bali(バリ島)の文化や人々の暮らしが、観光地で見る景色とはまた違った形で伝わってきます。
以前からバリ島のヒンドゥー文化や寺院の美しさには興味がありましたが、今回の旅では、村ごとの祈りの風景を身近に感じることができました。これは、今回の旅の中でも特に印象に残った体験のひとつです。
そして、天気にも恵まれました。旅行中は毎日快晴。日中は暑いものの、朝晩はエアコンがいらないほど、からっとして涼しい気候でした。
海も山も楽しめて、文化や人との出会いにも恵まれた、充実した11日間だったと思います。
ドローンから早朝の雲海がかかっている中の飛行です。

満月のセレモニーでまちの至る所でお供え物を届ける人をたくさん見ました。

ホテル近所のワルンにて、インドネシアの旅行客と色々とお話を聞いて・・・。
子どもさんは水槽にいた魚に興味津々です。

ここのワルンは5時半頃から6時半頃の夕暮れが最高です。
安くて美味しいので、地元の若者で溢れかえっていました。
ドゥワラパラといっしょにポーズ

バリ風ではありませんが、以前買ったサロンも持っていき、ホテルのお姉さんに着付けしてもらいました。

Sahaja by Samanvayaで最後の特別なDinnerを・・・。
ここでもテラス席の良い席を予約しました。

フタッフのみんながめっちゃ褒めてくれました(笑)まるでバリニーズだよって!

さすが子ども禁止のホテルだけあって非常に落ち着いて洗練された雰囲気でした。


まとめ
ざっと書き綴ってきましたが、今回のバリ島旅行は、大きなトラブルもなく、お腹を壊すこともなく、無事に終えることができました。
前半のBanyuwedang(バンジュウェダン)では、温泉と海、イルカの群れ、そして地元の青年たちとの予想外の交流。後半のSidemen(シデメン)では、Mount Agung(アグン山)と棚田の絶景、ラフティングやシルバーリングの制作体験、そしてバリ島の伝統的な祈りの風景。
観光名所を効率よく巡るだけではなく、自分が見たい景色を求めて場所を選び、そこで偶然に出会った人たちと交流する。今回の旅は、そんな自分らしい旅の楽しみ方を、あらためて実感できるものになりました。
またいつか、Banyuwedang(バンジュウェダン)の青年たちやドライバーさんに再会できたらいいなと思います。