3/29/2025

観梅に大津の石山寺さんに行ってまいりました。

 3月20日から間髪入れずに3月23日滋賀県大津市の石山寺さんに
観梅に行ってまいりました。

こちらのお寺は桜や梅や紅葉が植えられており、この時期も梅の花を見ながらの拝観が可能です。

この日は数日まえの城南宮さんの時とは打って変わって、非常に暖かい天気でした
予報では日中20度超え・・・。
これはコートどころか、単の着物でも良いぐらいの予報でございます。

お天気も青空の予報が出ておりましたので、青い空と梅の花に合うように
白大島の単に同じく泥大島の紺の羽織を着て、春らしさを演出して伺いました。
駐車場から既に梅の花がお出迎えしてくれています。
この日は朝の8時半頃に到着しましたが、参拝客もまだ疎らでゆっくりと拝観できそうです。
源氏物語で有名なお寺です。きれいなお庭ですね〜。
私は単の長着と羽織ですが、十二単の紫式部さんがお出迎えしてくれました。
現代の気候だと十二単も無理だったのかもしれません(笑)
紫式部さんこんにちは〜
大きなカメラを持ってツアーのバッチを付けているご一行様もいらして時間の経過とともに
人も増えてきました。
鉢植えの盆梅も展示していました。
とっても綺麗ですね〜。
桜とは違う渋さが良いと感じます。

日本最古の多宝塔を背景に綺麗に咲く盆梅と・・・(笑)
梅の花は桜とは違う少し控えめでいろんな色があるのもいいですね。
月見亭と茶室の芭蕉庵の近くに瀬田川が見下ろせる休憩所があります。
ここにはたくさんの桜の木も植えられていたので、この景色は桜がさけばさぞ美しいと思われます。
はじめは単だと寒いかなと心配していましたが、動き回って時間が昼に近づくにつれて
非常に暖かくなって汗ばむ感じでした。
初めて白大島を着ましたが、着る前は演歌歌手みたいになると思っていましたが
全然控えめで、梅や木々の緑とも馴染む感じで良かったと思いました。
上に泥染めの紺の亀甲大島の羽織も引き締まった感がでて春らしくなっていたと思います。
帰りのお土産やさんのところに骨董品屋がありました・・・。
なんと利休忌近くにお出迎えしていただくとは偶然とはいえなにかご縁を感じずにはいられませんでした。

わたしも4月で52歳を迎えますが、あと何回この美しい春の風景が見られるか
わかりません。

さて、もうあれよと言わんうちに桜の便りが聞こえてきました。
四季があるのって案外忙しいですね(笑)

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