だいぶご無沙汰していました。
更新していなかったのは、眠り病にかかってしまい。
睡魔にまけていたからです。
その間に色んな所には出かけていましたので、ご紹介したいと思います。
まずは、京都美山の「かやぶきの里北村」
滋賀の東岸からは非常に遠い地区です。
琵琶湖を回って、福井の小浜まででてから、京都の山の中に入っていきます。
車で3時間近くかかりました・・・。
私が暮らしているところは市街地になりますので、
家の前を車や救急車やバイクやまあそれはそれは、私が大嫌いな雑音の宝庫なんですね。
親の小言と人間が発生させる雑音というのは、私にとってストレス以外の何者でもありません。
そんな音に対して神経質な私は、どうしても田舎の無音に近い所にある種音的な憧れもあります。
自然界の音以外の無音状態というのは、ひょっとしてとても贅沢な音空間なのかもしれません。
初めて訪れた京都美山ですが、時間もおしていたので、村の中を散策する事もなく
すぐにこちらのかやぶきの里にお邪魔しました。
やはり観光客の方が多く見学にきていらっしゃって、写真には写っていませんが
写真のフレームの外には、観光客でいっぱいです。
滋賀でもかやぶきはそんなに珍しいものではありませんが
ここまで、保存状態がよくて、たくさん並んでいるのはとても素晴らしいと思いました。
美山民俗資料館はこのかやぶきの家を利用しています。
さっそく300円を払っておじゃま虫してきました。
まあ、なかに入ると素晴らしい空間が出迎えてくれます。
関係者の方がいらっしゃるといけませんので、大きな声では言えませんが
私は、ここ最近のおしゃれ系ハウスが大嫌いです。
中途半端な田舎町に、どう見ても景観的に違和感のある、おしゃれ系ハウスをここ最近の若いご夫婦は
奥様の圧力か旦那様の趣味かは解りませんが、選ばれるようで、
住宅デザインにも流行というのがあるとは思いますが、個人的にまったく私の趣味からは逸脱した世界です。
そんなことはさておいて、この家の中が風の通り道になり、縁側からこんな風景が見られるなんて
何者にも代え難い贅沢というか、素晴らしい環境だと個人的に感じます。
カメムシとかいろいろ田舎ならではのお客さんも多いかもしれませんが
なにか、私の心の奥にあるものがこういったものを欲しがるように近年なりました。
こちらの資料館さんは火事の後に再建されたものだそうで、こんなに立派なかやぶきの資料館になって
良かったと感じました。
集落の中をいろいろ歩いて、きび工房のきびソフトクリームを頂いて、帰りました。
移動距離が長かったので、ちょっと疲れたかやぶきの里見学となりました。
所変わって、今日はまた違うところになつかしを求めに・・・。
揖斐郡揖斐川町のカフェノタリさんに行ってきました。
昔なにかに利用されていた建物をリノベーションして、カフェをなさっていらっしゃるようで
中に入るとまたそれは女将さんのこだわりを感じる空間になっています。
古い物を再利用して、新しい風を吹き込む作業というのは、本当にワクワクするでしょうね。
こちらのお店に入ると、女将さんのワクワクさがとても感じられます。
お昼の時間だったので、カレーとサラダをオーダーして、
食後に暖かいカフェを頂きます。
建物の真横には、喜八河戸という、わき水がでている所があります。
薬効のある水としても知られているそうで、岐阜県の名水に指定されているそうです。
わたしはどこへ行くにも一人でおじゃましています。
ただの懐古主義と思われそうですが、私の場合自分的にはハイブリッドだと感じています。
テクノロジーの良い所はどんどん取り入れて、行き過ぎた人間の暴走なんかは元に戻したいと感じています。
こちらを通ったらまたノタリさんにはおじゃまして、今度は女将さんともお話出来ればと思いました。
と言う番組の放送日でした。
滋賀大学の豊かさのものさし制作委員会さんが企画されている番組で、
主旨としては子供向けの番組らしいのですが、とてもローカルに重点をあてて、大人ですら知らなかった事を取材されています。
BBCはあみんちゅだけかと思っていましたが、やるじゃんBBCと感じてしまう番組でした。
しかも!!
番組の制作にあたり、あの谷川俊太郎さんがこちらの詩を送られたらしいです。
谷川節が炸裂な詩です。
琵琶湖を背景に、涙が出そうになりますね。
ほんとうに大切なもの、
311以降、もう私たちは意識から遠のいていませんか?
なんどもブログに書きますが、まだ地獄のような生活を送っている地域の方もいらっしゃいます。
15日の福井新聞の記事で、もんじゅ、検証組織年内にも設置 文科副大臣視察「火消さず支援」
という、虫ずが走るような記事が出ていました。
滋賀県出身の政治家が情けない奴らばかりなので、
本当にこの国はなかなか目がさめないと言うか、困ったもんですね。
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