5/14/2012

清流の里和良町へ、田植えに行ってきました!!(人生初)

こんばんは

土曜日曜日と五月晴れに恵まれました。

12日の土曜日に岐阜県郡上市和良町和良おこし協議会」主催の
田んぼオーナ制度による田植えに行ってきました。


岐阜県郡上市和良町は郡上八幡市から東に位置する95%を森林に覆われた清流の里です。
和良川の鮎は全国でもとても美味と有名です。和良川は環境省指定の平成の名水百選にも選定されており、オオサンショウウオや梅花藻なども見ることが出来る素晴らしい川です。

39年間生きてきて、毎日食しているお米という食べ物をただじっくりと見ることもなく
田植えをして下さるお百姓さんのことを凝視するわけでもなく

なんの意識もなく今まで過ごしてきました。

感謝すべきお米のことを何も知らずにここまま過ごしていくのももう止めにしようと

いつか参加してみたかった田植えを経験してきましたよ。


土曜日の朝6時に家を出まして、高速で郡上八幡のICまで向かいます。

郡上八幡ICを下りて、峠を越え和良町にある集合場所の道の駅を目指します。
インターから15分位かとたかをくくっていましたが、いざ行くと結構な距離があったので
少し焦りました・・・。

次回からは余裕をもって出発したいと思います。

和良町にある道の駅に到着しました。
続々とオーナーの方たちが集まってこられてます。

先ずは協議会の会長さんによるお米に関しての説明やクイズ形式のオリエンテーションをしました。

説明が終えると、いよいよ田んぼに出向いての田植えが始まります。
 じゃーん。
これを手に持って、3株ほどずつ間隔を均等に田んぼに植えます。
初めて植えた感想ですが

はっきりいって、お遊びぐらいにしか出来てないぐらいに、プロの目から見たら雑に見えてしまう感じかもしれませんが
まず、足が田んぼに埋まって抜けないwwww

これを勢いよく抜くとこの前のカヌーじゃないけど、転倒する恐れがあります。
着替えを持っては行きましたが、イベント前半で転倒&泥まみれは絵的に避けなければいけませんので
おそるおそる植えては足を抜く作業に神経を集中させました。

なんとか田んぼのスジの通りに自分の分を植え終わって、田植えは終了しました。

事前にカーマホームセンターにて、田植え用の長靴を購入していったおかげで
足がすっぽりと抜けて転倒などもなく、終わって田んぼの縁にある水路にて泥を洗い流しています。

実はこちらの田んぼは非常に贅沢な水源で、湧き水から注入しているそうです。
そして、当然この水をも湧き水が通ってきている水路です。
どうです!!この澄んだ水が秋に収穫されるお米の源になります。
オオサンショウウオなどが生息しているほどの名水に選定されている水が流れ込んでいるお米。
収穫が今から楽しみです。

こちらの和良地区もそうですが、郡上市自体が周辺を山と川に囲まれたとても環境に恵まれた土地です。
私たちが暮らす長浜市も山と琵琶湖でとても環境に恵まれていますが
こちらの和良地区は桃源郷かと思えるほどの場所でした。
次からの写真を見て頂くと、その絶景と環境のよさが解って頂けると思います。

 合併前まではこちらは和良村だったのでしょう。
今回のオーナーさんは全部で20組以上です。
このオーナーさんの看板はこれ以外にも、となりの方にもあります。
どうですかこの、田んぼ。
私は見た瞬間言葉を無くすぐらいに惚れ惚れしてしまいました。

天気が快晴だったことも幸いして、澄んだ空気と新緑と湧き水を張り巡らせた田面が全てを映し出していました。

六本木ヒルズも、渋谷ヒカリエも、東京スカイツリーも、原子力発電所もなーんもない場所ですが

「あー、日本人に産まれて良かった。」と感じる幸せいっぱいのひとときです。
長寿だんご
 かれこれ感動していると、お昼の時間が来ました。

今日の為に準備して下さった道の駅のちんちろ屋の方による、地元の食材を使用したランチタイムです。
ほおば寿司

揚げたて山菜も山盛りの食べ放題状態!!
すべて、とても美味しかったのですが、驚きは長寿だんごが美味いこと美味いこと。
こういう所の団子ものはそんなに美味くなかったりするのですが、
去年の里山カレッジでナビゲーターをされていたふるさと郡上会のこばけんさんも取材でいらしていて、久々にお話ししたのですが
「長寿だんご、すっげー美味いですよ。」との言葉は本当でした。
次行った時も今度はお土産にも買って帰ります。


美味しい昼ご飯を食べた後は大垣市から来て頂いた「枡工房ますや」大橋量器さんによる
出張枡作り体験です。

スタッフの方の指導のもと、お米を計測する重要な器である枡を組み立てていきます。

みなさん当然初めてですが、手際よく楽しそうに子供に戻っていました。


NHKのひるどきなどでも見たことはあったのですが、ますの生産は大垣市が日本一だそうです。
地場産業万歳!!
100均とかばかりで買うんじゃないぞ!日本人。



 紙やすりをかけて、ツラを整えて、最後に招き猫の焼き印を押してできあがりです。

色々と食や米に関する企画を考えて下さって、本当に楽しい一日を過ごすことが出来ました。

枡を作り終えて、各自解散となります。

次は草むしりです。夏の暑い時期で大変かと思いますが、水着を持って来て
近くの川で遊ぼうかと今から企んでもおります。

 解散後時間があったので、和良町内にあるパワースポット戸隠神社を訪れました。
協議会の方より近くに大きな石があるので、一度行かれてみることをオススメしますと聞いて
車で直ぐの所に神社がありました。

 神社の裏手の山の所に重ね岩という御石があります。
なんだか落っこちてこないか心配ですが、こうして乗っかっているのが何とも不思議でした。


道の駅から少し奥に入ったところに「蛇穴」と言う湧き水が出ている所があります。
岐阜県の名水50選にも選定されているところらしく、穴の奥から綺麗な水が流れ出ておりました。

蛇穴のそばの田園風景です。
今回カメラを3台持って行きました。
田植えに防水のコンパクトカメラと、一眼レフはE-3と久しぶりにE-300を持ち出しました。
 なぜE-300と言う古い一眼レフを持って行ったかというと、天気が快晴だったことが予報で解っていたので、
コダックセンサーを搭載しているカメラで青空と田園と山の緑を記録に残したかったからです。
 郡上八幡市内まで向かう途中に、いろいろ車を駐めたりして、和良町の田園風景を写真に収めました。
次に訪れる7月の草刈りに、どのような景色を楽しませてくれるのか、今からとても楽しみなのです。
帰りの川で見つけた梅花藻も、次には白い花を見せてくれることだと思います。

帰りは高速を止めて、初めて下道を利用して道の駅めぐり等をしながら帰ってきました。

途中、美並町の駅に併設している、「子宝の湯」で汗を流してきました。
農作業用の衣裳をこちらで着替えました。

温泉は山に囲まれて、露天風呂は景色のパノラマのなかゆっくりとお湯に浸かり
疲れが取れました。

と言うことで、今回の田んぼオーナーイベント1回目は無事に楽しく終了しました。

企画して下さった和良おこし協議会の皆さんや、ごはんを準備して下さった方やいろんな方の
協力で、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
本当に感謝致します。
そして日本人に産まれて、本当に良かったと再確認をしました。

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