こんばんは
ジョンメイヤー
約二年ぶりのオリジナルアルバム
Born And Raisedが先日リリースされました。
彼の近年の音作りを聴いていても、この路線に進んでいく事はなんとなく解ってはいたものの
他の方のレビューなどでも書かれているように
全編カントリーの臭いがプンプンしてくる、田舎サウンド丸出しのアルバムです。
最近の過剰な音作りや、打ち込みを多用している音楽を聞き慣れている人からしてみると
「派手さ」にかけるアルバムですが、
やはり良いですね。
もしかして彼としても、彼の中での通過儀礼的なアルバムと割り切って作っているのかもしれないですが
それでも、今どきの若い青年がテクノロジーに頼ることなく、オーガニックな音作りをしていることは、個人的にもとても評価したい所です。
冒頭の1曲目からニールヤングやジョニミッチェルの名前が歌詞の中に出てくることからも
ジョンにとってロックンロールの原点的な物へのオマージュというか懐古というか
自分の先輩に俺もこんなアルバムが作れるようになりましたと、なんだか恥ずかしげに
聴かせているようにも感じました。
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