4/15/2019

Windows用の写真管理ソフトにZoner Photo Studio Pro18を導入した。

自宅で使っているiMacに長年使い慣れているApertureと言う
それはそれは世界でもっとも使いやすかった写真管理ソフトがあり
アップデートがなくなってからも、未だに使い続けています。

最終的にはすべての写真の管理はApertureでしているんだけど
持ち運び用のWindows機で一時的に写真を管理して、ブログやその他の用途に写真をエクスポートしたりするときに
Microsoft付属のフォトと言うソフトの使い勝手がいかんせん悪い。
使っていて非常にイライラするので、代替できるソフトがないかいろいろと探していました。

理想はAdobeのLightroomなんだけど、現在はサブスクリプションライセンスしか提供していなくて
そこまで一時的に使うソフトに金を払うのも癪に障るので、世間に出ている自分の用途にあっているような写真の総合ソフトを試してみました。

最近OLYMPUSがカメラを買うとおまけで付いてくるソフトを一新して
OLYMPUS Workspaceと言う名前で提供していて、少し試しましたが、全体的に処理スピードが未だにもたつくのと、インターフェースがいまいちなので
ああ却下かなと直感的に感じました。
acdseeと言うソフトも良かったことは良かったんですが、 ライセンスがいろんな機能ごとに別れていて、値段の差もあまり無く最後までどうしようかと迷ったんだけど
結局チェコに本社を置くzoner社のZoner Photo Studio Pro18にしました。

理由は
先ずもって動作がかなり軽快、使っていて実際のサイズへの拡大表示のときや
ブラウザから写真を現像する時の切り替えなども非常に軽快に動きました。

あと、写真を少しでも調整をかけたあとにいちいち保存しなくていい事も決め手となりました。
これはオリジナルの写真をある程度自動でキープしてくれる事で、Apertureを使っていて写真を保存するというアクションを全くしないことに慣れてしまっていたので
ここ部分はかなり重要というか・・・。

Zoner Photo Studio Pro18には大きく分けて3つの画面で構成されていて
















①管理の画面(マネージャーウインドウ)
②現像の画面(現像ウインドウ)
③現像から更に凝った編集をかける画面(エディターウインドウ)
があり、現像画面での調整後にいちいち保存ダイアログが出てこない。
次のエディター画面で編集した後にはじめて保存ダイアログが出ます。
このときに上書き保存を選択すると一旦調整かけた写真が上書きされて
マネージャーウインドウのサムネイルにも反映されます。
ただ仮に上書き保存したとしても、あとから
マネージャーウインドウ整理メニューの
「オリジナルを復元」で読み込み時のオリジナル写真に戻してくれます。

自分の用途は通常撮影した写真を
明るさ関連の調整(コントラストやトーン)
色関連の調整(ホワイトバランスや彩度)
サイズの調整(トリミングなど)
これぐらいできて後はエクスポートする流れなんで、 まずこのソフトで言うところの
エディターウインドウまでの調整ってほとんど自分には頻度が無いんですね
結局自分の最終目的にたどる途中に、保存ダイアログが出てこないのも決め手となりました。

他には
zonerama と言うウェブのフォトクラウド機能が無料でライセンスに付属していて
なんとこれ、完全に容量無制限なんです。
しかもオリジナルサイズのままで・・・。

これはかなり多くの写真をクラウドにおいておきたい人にとってはおいしい部分かなと思います。
他だとこの機能だけのライセンスだけで年間数千円とられますからね・・・・。
しかも、これがパソコンとスマホのアプリで結構同期もちゃんとしてくれます。
ただこの手の写真クラウドは設定をちゃんと把握してしないと、恥ずかしい写真が全世界に公開処刑みたいにもなりますので、くれぐれもパソコンの仕組みがわかってない人は注意してください。

ざっと、決め手となったところを上げましたが
不安要素もあります。

チェコ製という海外のソフトメーカーの商品なので、今後日本の市場の動向によって
言語ローカライズやサポート拠点の撤退。
航空会社と同じで、金にならないマーケットは撤退するのがビジネスの流れですので
特に日本はまっさきに市場規模からして切られる恐れがあります。

時期Zoner Photo Studio Pro Xがサブスクリプション契約のみとなっている。

これは先に書いた日本撤退の話と関連性が高いのですが、おそらく日本市場撤退後の
アプリのアップデートが英語版のサブスクリプションのみになる事が予想されます。

実際に私の使う機能だけでは今の18のバージョンで充分なんですが
考えられるのはzoneramaのクラウド機能が最新バージョンのライセンス保持者のみになると言うことが考えられます。
(現状GPSの機能は既に18では利用不可。 )
その時に年間ライセンスを払ってこのソフトを維持するかどうかです。

まあ、若干の不安要素はありますが、いまの現状18のバージョンでもなんとか使えていますから仮にクラウド機能が使えなくなったとしても、
ローカルに一旦保存して、他の用途にエクスポートすると言う機能がある程度便利に使えれば満足なので、購入に至りました。

現在Pro18番の無料お試し版のダウンロードは日本のディストリビューターの筆まめ社のページから可能です。

既に本社サイトは英語のページに転送かつ最新のサブスクリプション版のX版しか
置いていませんので、注意してください。

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