11/29/2023

ベトナム ニンビン省のタムコックとチャンアンに行ってきました。そして結局どっちがいいの?その②

Vietnam到着二日目です。
ホテルの朝食が朝の6時半から始まりますので、朝のうちに色々とこなすことがたくさんあるので、一番に朝食を食べに行きます。
泊まったホテルは安い割にはサウナやジャグジーなんかもあったりでそこそこ快適に過ごせました。
ホテルが自転車の無料貸し出しサービスをしていたので、当初はバイクを借りようかと思っていましたがのんびり景色を見ながら移動するのも悪くないと思い
無料の自転車にてまずは午前中8時にホテルを自転車で出発してHang Mua Big Pagodaに向かいます。
こちらは約500段の階段を登るとタムコックの景色が山頂から見れる場所です。
ホテルから自転車で向かっている途中は非常に長閑な風景を見ることができます。
アヒルがその辺にたくさんいました。飼われているのか否かは不明です。
そうこうしていると見えてきました。
これから入場料金を支払い、自転車の駐車料金も支払っていよいよ階段を登り始めます。
季節的なものなのか雨にはなりませんが一日の殆どはこうした霞がかった空模様なので
写真を撮るには条件としてはあまり良くなかったですが、稀に晴れ間も出てきました。
観光客の半分以上は欧米人的な感じです。日本人は特に殆ど遭遇しませんでした。
登るまではもっと大変で長い時間がかかるかなと覚悟をしていましたが、しんどくはありましたが思ったよりも早く山頂に到着しました。

今回はデジタル一眼のOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIに12-100のProレンズを装着して持っていきました。自撮りが出来るように自撮り棒も持参しました。
このカメラは液晶モニタがフレキシブルに回転して、なおかつ自撮りし易いように、液晶のタッチパネルでのシャッター操作ができます。しかも10秒後に3回連続撮影出来る設定もあるので大変便利です。
やはりスマホの画質とはかなり違ってしっかり顔認識もしてくれておりますので、綺麗な写真が撮影できました。
カルストのタワー型の場所は以前中国の桂林に行きましたが、流石に桂林とは規模が違うとはいえ、ハロン湾よりは断然良いですね!
残念ながら蓮の花は咲いてはいないので、少し足元が殺風景な感じですが、それでも雄大なタワー型のカルスト地形をバックに写真を撮影できるのはとても嬉しいですね。
良い思い出になります。
気温は暑い!とまでは行かないですが、動いていると少し暑くなる感じの気候でした。
さてなんだかんだしていると昼前になってきましたので、次の目的のタムコックのボート乗り場に向かいますが、一旦自転車を戻しにホテルに向かいます。
ホテルからはGrabにてタムコックの乗船チケット売り場に向かいます。
タムコックのボートは基本的に漕ぐおばちゃんと、定員の2名との3人が乗って出るので
私は一人でチケットを買おうとすると10分ほど乗り合いの他の一人客が来るのを待てと
言われましたが、いかんせん待てども来そうにないので、先程のチケット売り場のお姉ちゃんとは違う兄ちゃんに「待ってるんだけどぉ〜・・・。」と伝えるとチケットを売ってくれ、私一人で貸し切りで乗ることができました。
向かい側に見える建物はエメラルダリゾートと言う少し高いホテルです。
はじめはここに宿泊しようと考えていましたがやっぱりもったいないのと、気温によってプールなんかも利用できないと損した気分になるので止めましたww
ここの周辺がタムコックの一番の繁華街なので、夜遅くまで大きな音でカラオケや音楽を周囲の店が流しているので、結果としてここのホテルにしなくてよかったかなと思いました。
さて実際は午前11時半過ぎからボートに乗船して一周して帰ってくるまでに1時間半ほどかかりました。
昼飯を食べずにいたので、結構腹が減りました。
タムコックのボートは二人乗りと言うこともあり、時間的にもまだ人がそんなにワンサカいる感じでも無かったので、凄く長閑な感じで乗船できました。
途中の船を漕ぐおばさんが途中から刺繍で作った壁掛けの絵みたいなお土産をススメ始めましたが要らないと言って断りました。
その代わりにちゃんと帰りにチップを渡しました。と言うか向こうからチップと言ってきます。まあ結構な年齢のおばちゃんが一時間以上も人力で漕ぐので、この辺は日本人としてやっぱり常識的な金額は払うのが情けというものかと思います。
よく他の方の土産の押し売りやチップがウザいと書かれていますが、私の感じでは常識的な範囲だったと思います。
さてかなり腹が減ったので、ホテルに一旦戻る道の途中のカフェBrick Coffee Shopに立ち寄り休憩です。
 

食事のメニューは無かったので、バナナケーキとフレッシュオレンジのジュースを注文しました。ここで半時間ほど昼食兼休憩をいたしました。
ちなみにこちらのカフェのおじさんはとても親切ですし、ジュースもケーキも日本人の口に合う感じで美味しかったです。私以外に欧米人のグループが何組かいました。
さてまた一旦この後にホテルに帰り、午後5時からホテル内のジャグジー利用の予約をしました。このときかなり雲行きが怪しくなってきたので、チャンアンのボート乗りを行こうか否か迷いました。
2時にホテルを出て5時には帰ってこれると思う?とホテルのレセプションのお兄さんに聞いたら、そこしか行かないのなら帰ってこれるとの事でしたので、結局行く判断をして
ホテルからGrabにてチャンアンのボート乗り場を目指します。
大体の人はタムコックかチャンアンかどちらか片方しか乗られないと思いますが
私は宿泊していた事もあり、当初から2つとも乗船する覚悟はしていたので、天気もなんとかもちそうな気配だったので行くことにしました。
チャンアンのボートはタムコックよりもチケット売り場からして規模が違ってスーベニアショップなんかも隣接して、人気の高さが伺えます。乗船券もクレカ支払いが可能です。
ここのボートは4人のお客と漕手の一人の5人で乗るので、タムコックとは違いのんびりした感じでは無いですね。
親切にしていただきありがとうございました。
この日はハノイから来た姉妹とその彼氏さんの3人組のベトナム人のお客さんとの同乗となりました。彼らは全くと言っていいほど英語が伝わらなかったので、グーグル翻訳を介してコミュニケーションを取りました。
彼氏さんが途中ジュースを私に奢ってくれたり、みなさんとても優しくしてくれました。
ハノイで良ければ一緒にハノイビールや食事もどう?と誘ってくれました。
日本にたくさんベトナム人の研修生が仕事を手伝いに来てくれたり、直接出稼ぎに働きに来ている人を田舎でもたくさん見かけます。
基本的にテレビのニュースでは事件めいたことしか報道しないので、こうした日本にくる外国人に対して一括りにして偏見の目や考えを持つ人がいると思います。
私が外国にいって現地の人となるべくコミュニケーションを取ろうと思うのは、そうした偏見を自分の中だけでも無くそうとする「現実的な体験」が欲しいからでもあります。
文化や教育の違いはあり、日本のすべての常識が海外の人とマッチするはずはないのです。
ただこうして日本人に対して親切にしてくれて一緒に笑いながら短い時間の観光ができたこともまた私にとっては大切な思い出でありますし、貴重な体験であります。
チャンアンの景色はやはりタムコックとは違ってダイナミックな感じがあります。
ただ、午前中にタムコックを一周してこうした景色に慣れてきていることもあり
あくまで個人的な感想ですが、私のようにゆっくり落ち着いた感じでのんびりと見るならタムコックをオススメします。特に一人旅などは。
今回チャンアンのボートを漕いでくれたこのお母さん、とっても控えめで、人格が表情に出ている方でした。
個人的に凄く親近感を感じ、長時間4人のボートを漕いでくれたので、ここでは最後に私は200Kのチップを渡しました。
このお母さんは終始チップのことも言わずに、お土産も勧めずに、笑顔を絶やさず仕事をしてくれ乗船した私としては非常に心地よい時間が過ごせましたので・・・。
チップの金額はそれぞれその時の船頭さんの人格や人柄を見て決めていいと思います。
それとやっぱりあくまでも先進国から来ていて2時間近く船を人力で漕いでくれているのでいくら彼らの仕事とはいえ、気持ち的な部分で金額を決めていいと思います。
さて4時半前にボートから下船して、行きに乗ったGrabの運転手さんが帰りにWhatsAppで呼んでくれたらGrabよりも安く乗せてあげると営業してきたので、メッセージを送ると
10分後には知り合いのドライバーを手配して、迎えに来てくれました。
ちゃんとホテルまで帰ってくれて当然Grabよりも少し安く送ってくれたので、ジャクジーを予約していた5時前には無事にホテルに帰ってこれました。
今回二泊泊まったホテルはLalita Boutique Hotel & Spa Ninh Binhです。
 
レセプションのレストランのスタッフも親切で、こぢんまりとしたホテル特有のフレンドリーな感じが良かったです。
私はバスタブが欲しかったので、バスタブ付きの部屋にしましたが、後から考えるとジャグジーが利用出来たので、別に普通の部屋でも良かったかなと思いました(笑)
ただ一つ悪かった点は冷蔵庫が壊れていてほとんど冷えなかったことです。
レセプションにもその点は伝えましたが、冷蔵庫を交換してくれることも出来ずに、まあそのまま部屋を使いました。あとどこを探してもセキュリティボックスが無かったのも少し不思議な感じがしました。ほかはコンセントも多くエアコンもよく効きますし部屋もとても広かったです。一人で泊まるにはもったいないほどですね。
さてホテルでジャグジーを使って汗を流したあとは街の中心部まで自転車で向かい、晩飯までにマッサージをしてもらうことにしました。
店先の兄ちゃんにマッサージの料金を悩むふりをすると値切ってくれたので、一時間全身のマッサージをしてもらいましたがとてもしっかりと施術してくれて良かったです。
その後Little Italy Pizzaというイタリアンのレストランに行き夕食を取りました。
普通にこちらのピザも美味しかったですよ。お客は見事に私以外欧米人でした。

というかニンビン周辺はもう90%欧米人観光客で占められていて、普通に英語がどの店でも使えますし、この近辺で店をやろうと思うと英語が出来なければ商売にならないので
レストランや土産屋やマッサージの店、ほぼ全てで普通に英語で意思疎通が可能です。
CambodiaのSiem Reapに非常に似た感じですね。あそこもほとんどが欧米人観光客で、普通に英語でどこでも会話が成立しましたので。

食事を終えて9時過ぎにホテルに帰ってきました。
今日撮影した写真などを部屋でゆっくりと見ながら、明日は午後からハノイに帰らなければならないので、明日の午前中の事や、ハノイ行きのミニリムジンの予約を済ませました。

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