5/22/2025

Indonesia ロンボク島への旅 その② ロンボク島北東部Gili Kondoでのシュノーケリング。

ロンボク島到着初日は空港から都合3時間近く運転してようやく島の北東部に位置するLabuhan Pandan地区の海沿いのコテージに滞在しました。

今回は人気のクタビーチ地区などは完全にスルーしているのが
私の個性が出ている旅だと自分でも思います。

結果、こちらに来るのは確かに大変でしたが大正解でした。
今回宿泊でお世話になったのはPondok Siolaと言うビーチが目の前のかわいいコテージです。

4日の晩はこのホテルで晩飯を食べました。
というのもこの辺りは観光地では無いので、そうしたレストラン的な店がほぼ周辺にありません。

もう出かけるのも疲れて面倒だし、ホテルのレストランというか食堂に向かいます。
えーっと、日本円への換算方法ですが。
ゼロを3つ省いて、✕9倍すると、おおよその値段が暗算できます。
初日のディナーでの注文は
スペシャルナシゴレン480円
白身魚のグリル750円
フレンチフライ270円
ビール1杯とフレッシュフルーツドリンクです。
もう財布を一切気にせずにオーダーできるのもIndonesiaの素晴らしいところです。
しかもこの食わず嫌いの私が出てきた料理すべて美味しいと思うって、海外じゃ滅多にない事です。
この写真の料理を二人でシェアしましたが、お腹いっぱいになりましたよ。
焼き飯も美味かったが、この見た目はちょっとグロい白身魚が
身が締まっててめちゃ美味しかったです。皮までパリパリで美味しかったです。
私はよこのソースをかけずに塩だけで食べました。それぐらい新鮮で美味しかったんです。

食事のあとにホテルのお姉さんに、明日Gili Kondoのホッピングツアーでsnorkelしたいんだけど
なんぼ?
って聞くと一人350K(一人3000円!!)とのこと!!
これネットツアー大手の手配だと、二人で15000円はするんですよ!!
しかもホテルのビーチに船付して、二人だけのプライベート貸し切りで
朝の9時から午後夕方前頃まで、あとからわかったのですがこれに
昼食の焼き飯と水と、snorkelのレンタルも全部込みなので、もうめんどくさいので
お姉さんに手配をお願いしました。
まあ、今までの経験上、現地のツアーは現地で頼むのが一番安いのは私も知っているので
今回はネットでの事前予約は一切して行きませんでした。

この日は二人共移動疲れで、ぐっすり早めに寝ました。
私は体内時計が効いていますので、翌朝のサンライズと共に起きて、友達がグースカ寝ている間
朝食の7時までホテル前の海辺を少し散歩したんですが
ここから見た美しいサンライズ、もう言葉が出ないとはこの事でした。
鳥の鳴き声と、波の音しかしない中 朝日が登っていくんです。
ミヒャエル・エンデのモモに出てくる灰色の男達に支配された醜い欲の塊が支配する世の中で、近代資本主義社会の拝金や効率化主義とは全く対極の
ありのままの何も足さない、何も引かない大自然の圧倒的な美しさと強さがここにありました。
これはまるで茶室で掛け軸を見ているときと少し気分的に被る感覚です。
ありのままと言うのはこんなにも美しいんです。
誰とも比較しない、上も下もない、ただそこにあるだけの圧倒的な存在感。

地球に生まれて、日頃ろくでもない社会の中で生きてはいますが、
ここに来れてこの瞬間に自分が生きている実感がどっと湧いて、
自然とボロボロと涙が溢れてきました。

今回旅行中に実は2回泣いてしまったのですが、まずこれが1回目です(笑)

さて、そんな感動の次は9時からのsnorkelに向けて朝食です。
私はオムレツとPineappleジュースをオーダーしましたがこれも全部美味しかった!
フルーツはたぶんスイカとパパイヤです。
バターが無かったのでお姉さんにバター頂戴と言ったらすぐに持ってきてくれました。
1個しか使いませんでしたが。

さて9時前に食堂に向かうと、既にホテル前のビーチにボートが待機して待っていてくれます。
船長もとてもフレンドリーでIndonesiaらしい陽気な船長です!!

天気も最高!波も無く更に最高のコンディションの中さあ出発です。
めちゃめちゃ嬉しそうな顔をしていますね〜ww
ただ同行した友達はカナヅチ+snorkelも当然初めてなので、前の晩からかなり緊張気味です(笑)
私の隣のベッドでひたすらYouTubeのシュノーケリングの動画を見ていました・・・www
先ずは海の中のサンゴ礁&熱帯魚わんさかポイントで船を止めて、ここでsnorkelです。
と言うか、船長に何分?って聞くと、「時間なんか気にせずに、したいだけOK!」
さすが二人だけの完全プライベートボートです。
今までの過去のsnorkelは団体での乗り合わせばかりでしたので、ほんとに最高でした。
だれにも邪魔されませんし・・・・。
ここでsnorkelしているのは私達二人だけなんです!!
島には小さな売店があり、軽食とドリンクが買えます。(当然現金のみ)
友達が買ったココナツジュースと一緒に記念撮影。
小さな海の休憩小屋があって、勝手に使っても全然大丈夫です。
隣の小屋で休憩していたフランスから来た女の子二人組と話してたんですが
みんな同じ思い「まさにここパラダイスだよね〜!!」です。
この島ほんとにほとんど人が居ないんです!!
アジア人は私達ふたりだけで、あとはヨーロッパ方面ぽい人が数組いるぐらいです。
船長が出してきてくれたお弁当のナシゴレンとミネラルウォーターです。
まさか昼食付きとは思いませんでした。
ほとんど観光客もいません。ほんとに我々含めて数組程度です。
独り占め感がすごかったですよ!!
9時に出発で午後3時にホテル前にまた帰ってきます。
6時間みっちり熱帯魚満喫!大興奮の一日でした!!
残念ながら友達がやはりライフジャケットを着ていても怖かったみたいで、ボートの木から
手を離してのsnorkelはできませんでしたが
それでもボートの下に来ていたたくさんの熱帯魚を自分の目で見られたことは非常に感激していました。
私は今回は波もほとんど無かったので、ライフジャケットは着ずにsnorkelを存分に(ちょっと友達の事も気にしながら)楽しめました。

結論、今まで行ったsnorkelで最高の体験となりました。別格でした。

さて、さんざん遊んで、部屋に戻ってシャワーを浴びて、晩飯まで遅めの昼寝?夕寝?

一気に身体も真っ黒に日焼けしました!!以前マニラで買った韓国製のアロエジェルを
背中と首に塗りたくりました。

さて今日の晩飯もとても楽しみです。
今日はミゴレン(焼きそば)と、グリルチキンを注文しました。
期待通り、これも全部美味しかった。
特にチキンすごくクリスピーに焼いていて、めちゃ美味かったです。
私はやはり今日も塩だけで食べました。それぐらい美味かったんです。
昨日と肌の色がかなり違うことにおわかりでしょうか?(笑)

そしてこの日はディナーの時に賑やかしに地元の誰か?
従業員なのかその辺の近所の人なのか不明ですが、ギターで弾き語りをしてくれたんですよ。
そしたら、私が日本人なのを知ってか、日本語の歌を歌い始めました。
一曲はキロロの曲で、二曲目が知らない歌だったんですが、ネットで調べると
五輪真弓の古い曲だということがわかりました。
ギターの彼がコード譜を見ながら歌っていて、私も急遽歌詞を検索して一緒に歌いました。
非常に簡単で優しいメロディーなので、初めてですが一緒にみんなで歌いました。

食堂にはヨーロッパからの白人のグループやカップルが数組いたんですが
そんななか日本の曲を歌ってくれたことに、なんというか、どうしようもない感情がまた
湧いてきてしまって、まあ日本が過去に植民地化してから、現代に至るまで
私以外の日本人がいろんな援助や友好活動をして、Indonesiaは今や日本の親日国でも
上位に来るぐらいになっているんですね。
走っている車も欧州かぶれした日本以上に99%日本車で、非常に日本の商品やクオリティに対して信頼を持っていることも伺えます。
まさかこんな遠く離れた観光客も殆ど居ないホテルの食堂で、地元のみんなが一緒に私に日本の曲を歌ってくれるなんて、もう感激以外の何物でも無いです。
歌い終えたあとはもう泣きながらグーグル翻訳で感謝の気持ちを伝えました。
今ねIndonesiaから、日本人たちがもうしなくなった仕事をして、支えてくれてたりするんですよ。
今後日本もどうなるかわかりませんが、これからもこうした外国の人からやっぱり尊敬と
親しまれる社会の国にならないといけないなと思いました。

今回の旅の中で一番の思い出になりました。ありがとうほんとうに一期一会の感謝の気持ちでいっぱいです。
ホテルのみんなもとてもフレンドリーで、食事も美味しく、すべてが最高の思い出になりました。Pondok Siolaのホテルのみなさん本当にありがとうございました。
お金では代えられない素晴らしい体験をすることができました。

二泊三日あっという間に過ぎ、いよいよ次の宿に向けて、3時間半のドライブが始まります。

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