1/03/2010

奥飛騨平湯温泉独り旅その5

さて、独り旅最終日。
昨夜から断続的に降り続いた雪によって平湯一面は完全に雪景色に変わってしまいました。
傘が無かったんですが、宿からバス乗り場までは比較的近かったので、そのままニットキャップをかぶって
歩いて行きました。


バス乗り場まで行く平湯の入り口になります。
ファインダーを見ずにそのままシャッターをきってます。

少し到着が遅れたバスに乗り込みます。
高山市内行きのバスは満員。
過去に雪の中に平湯からの山越えで高山方面に軽自動車で向かったことがありますが
今日はその時よりも、更にガン降りの雪になっています。
道路で一番標高が高いところ周辺などは、前方の視界が見えないほどの、猛烈な吹雪です。
外の温度は-7℃。ワイパーもすぐに凍ってしまいます。
バスの運転も非常に真剣にされているので、今日ほどバスの運転手さんがこんなにかっこよく見えた日は無いと言うぐらい
運転の緊張感が伝わってきました。

少し遅れましたが、高山市内に無事到着しました。
初日に政かつでみそカツを食べたので、今日は違ったメニューをと言うことで、31日の大晦日と言うことでもあったので
焼きそばを焼きそばちとせで食べることにしました。


これが肉焼きそば定食なんですが、店内満員でさぞかし美味い焼きそばが出てくるのかと思いきや・・・・。
関西人の私にはあわない味でした。
安いのは安いんですが、おそらく殆どが観光客で埋まっていたと思います。

以前高山ラーメンというのをこれまた観光客一杯の店で食べたことがありましたが、その時も
値段にあわないまずい味で、教訓として「観光客が居る店には行ってはいけない。」と言うのがありましたが
こちらのお店にも、おそらく二度と行くことは無いと思います。

その点政かつの850円のみそカツ定食は、まあまあCPが高いと思いますね。


ぶらぶらと歩いていても、ありきたりのお土産やばかりです。
少し裏通りに駄菓子やさんがあったのでこちらに立ち寄って美智子様がお買いになられたお菓子を、試食wしました。
ちょっと年寄りっぽい上品な味だったので、私は他のお菓子を買ったのと、併設していた夢二のグッズがあったので
メモ帳を買って店を後にしました。
夢二って、本当はもっとちゃんとした扱われ方をしていいと思うのに、ノスタルジー系の観光地に行くと
結構夢二のグッズを並べて売っているところをよく見ます。
正直ながはまの黒壁もそうなんですが、金沢の古い町並みとか、こちらの高山の古い町並みの所にいくと
もう想像が容易に出来るようなお土産や、観光施設しかないので、うんざりしてしまう部分もあるんですけどね。
ああいうノスタルジー系のお土産って、私の中では「いやげ物」の部類に分類されてしまうので、手ぬぐいとか、着物の
端切れのパッチワーク物とか、一切買いませんよw私は。
だって、普段近所のスーパーに同じ物が置いてあっても、買わないでしょ?
ああいう場所に並べてあるから、誘導されてしまうだけであって、自分の趣味に合わないので買いません。

駅に行くまでに和菓子屋さんと、和カフェが一緒になっているお店があったので
バスの出発時間まで1時間ほどあったので、こちらの富士屋 花筏さんにてお茶をする事にしました。

お店の中の家具などはメイドイン高山の家具で統一されているようで、不思議とモダンな中にも温もりが感じられました。
観光中心部から少し離れていますが、あのへんのカフェよりも凄く落ち着いてますし、メニューの値段も普通ですし
大きな相席でのテーブルでしたが、落ち着いてお茶を飲むことが出来ました。

ミルクティーを注文すると、サービスで、おまんじゅうの半分を試食として付けて下さいました。
味はおいしかったのですが、歩き旅でこれ以上荷物を増やしたく無かったので、お土産は遠慮させて頂きました。

でも、ここのカフェはまた高山に来たときにゆっくりと使わせて頂きたいと思いました。
無線ランの電波が飛んでいましたが、セキュリティがかかっていたために使うことは出来ませんでした。
こういったカフェには是非オープンな電波が欲しいところです。iPhoneの普及もありますし、店主様是非お願いします。

いざ高山市内から帰路につくことになり、岐阜駅行きのバスに乗ります。
既に暴雪となってまして、飛騨清見に行くまでもいちびった(関西弁です。いい気になった)車とかがぶつかっていたりしました。
絶対にこういったときは、十分に車間距離をあけて、前後の車は絶対に信用しない気持ちで運転しないとだめなのに
なぜ飛ばすんでしょうかね・・・・。

そして、帰りの東海北陸自動車道の様子です・・・・・。
2時間で到着出来る所が3時間以上オーバーで、ようやく岐阜に到着しました。
なんと、バスの運転手さんが、また折り返し運転で、帰省客をのせて高山にそのまま向かわれました・・・・。
大変な大晦日になりましたが、無事に私も7時半頃には自宅に到着することが出来ました。

2泊3日の独り旅でしたが、ああーいいもんだなーって思いました。
アラフォー独身毒男には、本当に気楽で、気ままないい旅夢気分になりました。
また行きたいです。

帰ってすぐにお世話になった宿のつゆくささんのお父さんから帰り際に頂いたマスコットを飾りました。
ぎゅうぎゅうのショルダーで潰れてないか心配でしたが、潰れてなくて良かったです。
宿の皆さんアラフォー毒身男の単独宿泊でヤバいオーラが出ていたかもしれませんが
大変快く対応して頂き、良い思い出になりました。
ありがとう御座いました。バスの運転手さんなども運転大変だったと思います。

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