11/27/2012

谷汲山華厳寺に行ってきました。

こんばんは
3連休は如何お過ごしでしたでしょうか?

世間では選挙ムードとなっていますが、法事やなんだがありました。
最後の休みの日の午後から快晴の中岐阜県の谷汲山にある華厳寺に紅葉をみに行ってきました。

何度も華厳寺には行ったことがあります。
この辺は秋頃に伺うのが一番あっていると感じているのは私だけでしょうか?

長浜から比較的近いので、来年の紅葉時期に行ってない人は行ってみて下さい。

実は先週の日曜日にもみじ祭があったそうなので、その時期に行こうと思っていましたが
来ることが出来ずに、25日となってしまいました。

来るまではもう紅葉も散っているかな?と半ば諦めていましたが
意外や意外、まだ紅葉は綺麗にさいていました。

 駐車場は400円取られました。
まあ、拝観料金と思えば妥当ですね。日によって無料と有料があるっぽいです。
駐車場からお店が並ぶ参道を登っていくと、写真の様にどんどん紅葉が深まっていきます。

 実は、そんなに期待していた無かったと、思いつきで午後にドライブがてら出かけたので
カメラはXZ-1のみで撮影しました。
 電池も最後少なくなってきたのですが、無くなることはありませんでした。

 XZ-1を使っていて、不満点もあります。
マクロの切り替えがめんどくさいです。
それと、ホワイトバランスに癖があるなと、帰ってからiMacのモニタで確認するといつも思っています。

掲載した写真は全て、ホワイトバランスを修正しています。
オートでこうした所で撮影すると、かなり青みがかった写真になります。
人の肌も被写体としては苦手というか、のっぺりとしたファンデーションがのったような
肌の色になると感じています。(まあ、あまり私の場合人を撮影しないのでよいのですけどねw)
その他は、コンパクトカメラとしては画質も良い方だと思います。
ただ、これらはJPEGでの撮影なので、RAWで撮影して現像すれば、もっとよくなるかもしれませんね。
ただ、私はめんどくさがりなので、RAWでは殆ど撮影しません。
手振れ補正は言うほど強力ではないと感じます。
あくまでもオマケと考えて、シャッタースピードが遅い場合はしっかりと固定するか
脇を締めて構えた方がよいですね。

11/19/2012

諸行無常

先日の大貫妙子さんの高野山のコンサート
三宝院のご住職の言葉で、「諸行無常」と言う言葉をお話しされていました。

衆議院解散がまだ確定してない時期でしたが、コンサートのあとに
今回の衆議院解散が発表されました。
諸行無常とは、最近お寺に関するお話しや本などを読んでいたりしていると
結構頻繁に出てくるキーワードなんですね。
諸行無常という考え方は、良くも捉えることができますし
どちらかというと、悪いことに利用される場合もあるような気がします。

日本は四季が明確です。
桜が咲くこともそうですし、秋にもみじが赤く染まっていくこともそうです。
ただ、その桜や赤く美しい紅葉も、ほんの数日で儚く散っていきます。
一人の人間の生命も同じで、一生の中で
子孫を繁栄して、年を老いて死んでいきますが、
人間として見てみると、それは同じ事の繰り返しようの様な気がします。
もちろん老いて死んでいくことや、樹木が散っていくことは時間軸の流れの中での
自然な行いであるので、(散っていく有様すら)おそらく美しいのではないかと思ったりもするんです。
高級車が最後スクラップになって廃車されていく様は、あくまでも人間の創造物故に、それは美しい事とは感じないですし

ことさらに、現在日本で行われている政治家による政治運営も、それは非常に不安定で
票のためならなんでもありで、
私の様な人間から見ていると、非常に醜い有様となってしまっている気がします。


かと言って人間の創造物が全て醜いというとそれは間違いで
なかには、EVERGREENなものもたくさんある訳なんですね。
金曜日の夜に、311震災シリーズ・大通寺御坊さんの、人生講座の講演会がありました。
前回原発問題での講義でしたが、今回は「縁」に関してのお話しでした。



「縁」がテーマだったので、私の様な浅はかな人間は、最近流行の絆的なお話しなのかと思っていたんですが・・・
ところがどっこい
講師の先生のお話しは非常に抽象的で、自分自身でもあっちこっち話しが飛んでしまいすいませんとおっしゃっていましたが
私は自分で言うのもなんですが、当日の会場では80%位理解できていたと思います( ^^)

今書いている時点ではかなりの部分が??と記憶が曖昧な部分もありますが・・・。

よきこころのおこるも、宿善のもよおすゆえなり。
  悪事のおもわれせらるるも、悪業のはからうゆえなり。

因果に関しては、前回の原発のお話しの時にも少しお話しされていました。
今回の縁のお話しは、人と人とのご縁的なニュアンスよりも、自分が生きているうちの過去と未来に遭遇していく「業縁」のお話しでした。
そうした概念を今まで私は(仏教的感覚で)理解していたことがなかったので、今回の話しは結構目から鱗が落ちる感じでした。

昔の言い回しで書いているので、私の様なバカには難しく感じますが
内容は非常に面白いと言うと失礼ですが、深いと感じました。

と、私の話もあっちこっちすっとびますが
今日のタイトルは、ここ数日の各政党のなりふり構わない振る舞いをみて思ったことです。

震災の被害の方でまだ救済されていない方や、原発の被害が未だに続いている人の事を
あの震災後の、毎日テレビで流れていた時の、私たちのあのときの言いようのない感覚をもう一度思いだしてみて下さい。
決して遠い昔のことではなく、いまでも解決していない問題がたくさんあるはずです。
西日本に暮らしている私たちは、他人事と絶対に思わぬようにしたいです。

そう思うと、彼ら多くの政党の票取り合戦は、本当に醜い。

三重県名張市にある赤目四十八滝に行ってきました。

こんばんは

先日の日曜日に三重県名張市にある、赤目四十八滝に行ってきました。

事前に紅葉情報を調べたつもりでしたが・・・・。
朝の6時に長浜を出発して、途中昼の弁当や休憩を入れて訳3時間後の9時頃に到着しました。
私が到着した頃は車もまだ渋滞せずに下の写真のオオサンショウウオセンターに一番近い駐車場に駐めることが出来ました。
こちらに来るまでに何軒か駐車場がありますが、どこで駐めても800円ぽかったので
こちらの一番近い駐車場まで突き進みました。
車を駐めて直ぐの所に、赤目四十八滝の入口とも言えるオオサンショウウオセンターがあります。

こちらで入山料300円を支払って、滝に行くことになります。
こちらの写真では綺麗に紅葉しているように見えますが・・・・。

うーん
先日の大雨のせいか、殆どのモミジとか葉っぱが散っていました・・・・( ^^)
 この日は少し曇りがかった空で、風がふくと少し肌寒かったです。

 おそらくあと一週間早ければ、綺麗な紅葉が見られていたのかもしれません。
ただ、人はやはり紅葉狙いの観光客が多かったです。
朝早い時間はまだそんなにでもありませんが、帰りの折り返し以降はわんさか人がやってきます。
 胸にツアーのラベルを貼った人や、あからさまにこう言った所に来るような感じの出で立ちではないような人までが、わんさかお昼以降やってきていました。
 写真を撮影されるのなら、平日或いは早朝でしょうね。

私たちのようなスナップ程度で撮影している人もいれば
本格的に三脚を持って来て、撮影しているカメラマンもいました。
やはり滝の写真をシャッター速度遅くして撮影する場合は、三脚必須ですしね。
通り道や、川の水面や川底には、落葉したもみじやその他の葉っぱがたくさんありました。

これから冬を迎える自然の準備というか
毎年毎年同じ事を繰り返していくその持続性というか、不変性というか
そういったものは自然でもそうですし、人の世界の信念というか、有様とと言うか
どこかの政治家や政党などのように、選挙となるところっと言うことが転換する嘘つきとは違い、力強いです。
私も来年40になりますが
嘘つきの顔というか、嘘つきの目というか、そういったものが感覚的になんとなく解ってくるようになりました。

特に実際にあった時の身体から放たれるなにかで、胡散臭そうな人間は何となく解るようになってきました。

11/14/2012

五村別院さんで開催の原子力発電の講演会に行ってきました。

先日土曜日に真宗大谷派長浜教区坊守会主催で行われた
京都大学原子炉研究所助教の小出先生の講演会に行ってきました。

311以降原発関係のマスコミなどで小出先生の名前を全く知らないという人も少ないぐらいに、かなりの露出度でご活躍されていた方だったので、どういったお話をされるのか
実際にYouTubeなどでは動画はあがっていますが
生で聞いてみたかった事もあり、お話を伺いに出向きました。

まあ、専門家という事もあり、かなり言い切った感じで、スパスパと現在の原発震災の様子や、原発に関する矛盾点にかんしてお話をされていました。
中でも一番気にしてらっしゃった事は、子供の被爆の事です。
原発や放射能、そしてエネルギー問題や環境問題に、様々な考え方がありますが
少なくとも、あのようなどうしようも収束がつかない事故をおこし、事故後に暴かれ始めた原発の闇の部分を見聞きしていると、私のような素人さえも、なにか言いようの無い矛盾点を感じてしまわずにはいられません。
 お話は短い時間で、かなり大まかな部分をピックアップされていましたので
広範囲にわたって浅く広く的な内容でした。
ただ、どのぶぶんでも子供の被爆の事を力をいれて発言されていた事は、印象に深かったです。
 私的には、ウラン燃料を核融合させた後の、核分裂生成物の行き場のお話が印象に残りました。
それは、福島第一原発の爆発後の放射性物質の除去やがれき処理もありますが
通常の原発のなかで発生してしまう、放射性廃棄物の行き場にかんしてもでした。
クリーンで安全といわれ続けてきた原発も結局のところ、ウラン燃料のカスというか、核分裂生成物の押し付け合いが未だに解決している問題でもなく、いかに矛盾だらけの発電方法なのかということが解りました。

今後も原発関連の話題や問題に関しては、いろいろな部分でのお話が極力聞く事ができるように私自身注意して行きたいと思います。

私のブログはまれに電力事業者からのアクセスなどもありますが
無駄な検索をかけている暇があれば、とっとと事故のケツ拭いてこいと言いたくなります。かなり前には某事業連合会ドメインからの驚くような下品なキーワードでのアクセスもありました。
現在でも悲惨な生活を送っている人や動物や、周辺の多くの自然環境を破壊しながら
いまだに懲りない人も世の中にはたくさんいる事がよくわかります。
心が痛みますね。ほんとうに。

初めての精米。

こんばんは

先日の土曜日に収穫したお米の精米をしてきました。
玄米で頂いたものを、白米にする作業です。

生まれて初めての精米なので、ちょっとドキドキします。
 田舎ではどこにでもあるコイン精米機です。
実は御百姓さんが親戚にいない私は、この機械の意味がつい最近まであまりよく知らずに生きてきてしまいました。

知っている人に事前に使い方はだいたいは聞いておきました。
 既に私の順番の前には使っているご夫婦がいらしゃいましたので
親切にやり方を教えてくださいました。

 機械左横にある、お米投入口に玄米をだぁーっと入れます。
 コインをいれて、ご希望のボタンを押します。
七部はわかりますが、標準と上白の違いが不明なまま
上白のボタンを押してしまいました。
どなかたご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。
まずは一袋30kgを精米してかえりました。

出てきたお米ははじめは少し温かいんですよね。

まだ前のお米が切れてないので、はやく新米が食べたいと思い帰りました。

11/13/2012

「高野山 音まんだらコンサート 大貫妙子&小倉博和」に行ってきました。

こんばんは 各地から紅葉の知らせも届く中

昨日11月11日(ポッキーの日だそうです。)に高野山 三宝院表広間にて開催されました
「高野山 音まんだらコンサート 大貫妙子&小倉博和」に行ってきました。

実はこちらのイベントを知ったのは今月に入って直ぐでした。
しらせを知った夜中の二時頃にメールにて三宝院さんに直ぐに席の予約を入れました。

幸いなことに最近多忙だったスケジュールの私は11日がオフの日だったので、こんなチャンスを逃してはならないと直感しました。

おそらくちょうどこの頃は高野山の標高ぐらいは紅葉ですばらしいことになっている。
その紅葉のなか、しかも寺院という特別な空間で、大貫さんと小倉さんのコンサートが聞けるということに開催前から、胸が高鳴りました。

ということで、いつものようにレポートに進みます。
昨年の大晦日のパリパリに凍った高野山に伺ってから、なんと一年以内に二度も高野山に伺う事になったのも、おそらく何かのご縁なのかもしれません。
ここ最近お寺づいております。私です。やはりお釈迦様と同じ誕生日でお寺の孫の血が騒ぐのでしょうか(笑)

当日はあいにくの小雨模様でした。
電車での6時間近い移動時間で軟禁状態だった私はバスからおりてすぐの三宝院さんに少し早くお邪魔いたしました。
高野山駅からのバスで一緒だったお二人組の女性も大貫さんのコンサートにいかれるようで、美しい景色をバックに写真の撮影をお願いされました。
美しい景色にはやはり美しい女性お二人はお似合いでした。
私がいうのもなんですが、大貫さんのライブに来られる女性は、とてもオシャレな方が多いと感じます。
受付時間まで少し時間があったので、寺院のお庭を見学させていただきます。
まあ、到着時から言葉を失うほどの色とりどりの色彩の美しさと、寺院の佇まいに
言葉を無くしてしまいます。
ただただ、奇麗や美しいといった表現以外に見当たらないというか。
こちらの三宝院さんは、宿坊もされているそうです。
大きな流しやお風呂などそういった施設も少し見えました。

時間があれば、今回もこちらの宿泊プランを利用したかったのですが、
月曜日はどうしても仕事があったために、今回は日帰りでの参加となりました。
 今回のコンサートの経緯は、10月にこちらの会場で開催された
うつわ祥見主宰/祥見知生(しょうけん)先生のイベントがあり、そのときにゲストとしてこられていた大貫さんに、祥見先生を通じお声掛けをされて、開催まで一ヶ月ほどの時間しかなく普通ではまず現実不可能なライブが、実現となったそうです。
細かい経緯は三宝院さんのブログで解説されてます。
2時からチェックインが行われ、3時の開演までの間、器展を拝見させて頂きました。

会場では祥見先生が器展のご案内をされていて、私は昨年松本では拝見することができなかったので、こちらの器展も楽しみにした事をお話させて頂きました。
ばたばたとライブの入場や準備でお忙しいにも関わらず器に関して丁寧にご案内してくださり、私のような器の素人にもとても親切に案内して頂き正直感激しました。
祥見先生を拝見するのは松本以来二度目だったのですが、初めて拝見したときもとても誠実なお話をされていて、大貫さんと信頼関係があるのも納得と感じました。
私は、ことし自分が手にかけた新米をどうしても特別なお碗で頂きたかったので
今回京都の作家さんの器を購入させて頂きました。

開演までの時間寺院の中を少し拝見させて頂きました。
お部屋の障子を開け、庭を見るとまるで絵に描いたような景色が飛び込みます。
もう、ほんとうにほんとうに奇麗なんです。
今年は紅葉の当たり年という事で、私は御岳、黒部峡谷、そしてこちらの高野山の紅葉を見る事ができました。
それぞれ見るたびに人として生まれた事、地球に生まれた事、そして日本に生まれ育った事を感謝しながら自然のすばらしい芸術に酔いしれるばかりでした。
 標高の高い山での紅葉やこうしたもみじ等の紅葉、様々な植物にそれぞれの個性の色づきがあります。
またその色づきは、周辺の環境との調和でさらに美しくなります。
コンクリートの建物では絶対に味わえない、歴史ある寺院との色彩のコントラストはこれから始まるコンサートをさらにわくわくさせてくれました。
 コンサートの会場は、したの写真のように畳のお部屋にお座布団をしいて頂き
足の痛い方には窓際のいす席も準備されていました。
今回も前から二列目のお座布団の席を準備して頂き、しかもモニターのちょうど真ん中の席だったので音も最高に良かったです。

3時よりお寺のお坊様とご住職による御勤め法要がありました。
普段正座は自分では強いとおもっていましたし、前日土曜日に虎姫の五村別院さんで
京都大学原子炉実験所の小出先生の原発講演会を伺ったときも、本堂でのおざぶとんでの着座だったので、座布団には自信があったんですよ。
ところがところが
法要も10分ぐらいで終了なのかな?とおもいきや、1時間にわたってご住職が法要をしてくださいました。
非常に有り難いことなのですが、想定外の長時間の正座に途中少し足が痺れました(笑)
まあ、修行が足りないという事です。
ただビリビリに痺れてたてなくなる事はありませんでした。

その後いよいよコンサートに入りました。
まずはギターの小倉さんが出てこられまして、ソロで3曲ほど演奏されました。
その後大貫さんが登場で「あなたと思うと」を歌われました。
開催までの短い時間で、予定を変更して小倉さんも来て頂いたそうです。
なるべくこのコンサートにあわせたセットリストや、ギターとのアレンジ等など
流石にそこはお二人とも日本のトップミュージシャンです。バッチリです。
以前山弦とのツアーがありましたが、そのときの事を思い出しました。
いつものマニュピレーターの男性も後ろで小倉さんのアレンジを支えています。
小倉さんは最近フレーズサンプリングによるループ伴奏でとても実験的なんだけども
壊しすぎない美しいギター演奏を聞かせます。
今回、やはりというか、あまり恋愛の歌が無かったんですね。
いつものライブで必ず出てくるような鉄板ソングがなかったです。
おそらく特別な空間での曲選びとアレンジの関係だとは思いますが
そのおかげというか、普段のライブではなかなか聞く事ができない宮沢賢治に関する曲などを歌ってくださいました。
東北の方言で歌われた曲を聞いて私は少し泣きそうになりました。
その後お二人で方言のすばらしさについてもmcされていました。
ほかにも赤とんぼも歌われたと思います。
演奏曲は書き留めていた訳ではないので、間違っていたらごめんなさい。
畳の部屋のすぐ横にガラス戸の向こうには紅葉が見えていて、おそらくこんな環境で大貫さんのライブを見れるのも今後なかなかないと思いました。

通常よりも曲数は少なかったですが、最後にはスポットライト意外の通常の蛍光灯を大貫さんが明るくしてみんなで歌いましょうと
大貫さんのリードのあとに、ご住職やお坊様も含めて会場の皆さんに行き渡った「高野山真言宗宗歌」を合唱して今回のコンサートは終了しました。
譜面を見た瞬間マイナーコードだったので、いろは歌自体は明るい感じの終わり方ではなかったですが
ご住職と大貫さんと小倉さんのトークが意外にも絶妙に面白く、最後は楽しく終わりました。
大貫さんのファン以外にもお寺の縁のある年配のお客様もたくさんいらっしゃって
帰りに大貫さんのCDを買われていかれていました。
そして、お寺からはお茶と、おせんべいと羊羹をみなさんに振る舞っていただき
私も昼飯ぬきだったので、美味しく頂く事ができました。
そうした普段のライブでは絶対に見る事ができないなんというか温かさというか
手作り感のあるコンサートに行く事ができ、本当に良かったです。

帰りもまた6時間近くかけてかえりましたが
なんと羽田から飛行機でこられている方もいらっしゃったようで、驚きました。
この機会を作ってくださったすべての方に感謝したいと思います。

11/08/2012

お米を取りに収穫祭に行ってきました。

こんばんは

先日の土曜日11月3日に
今年植えたお米の収穫祭に和良町まで行ってきました。

当日は天気も崩れずに、半年かけて出来上がったマイお米(「マイマイ」と呼ぶことにします。)をいよいよ取りに向かいました。

思えば今年の2月に昨年ふるさと郡上会のイベントで出会ったこばけんさんのTweetを見て
こちらの和良町の米作りのオーナー制度に申し込みました。

311以降もそうですが、以前から私の中では食べることに関しての興味や関心が高まっていき、特に日本人にゆかりの深いお米を実際に自分の手で関わってみることによって
食べ物に対する感じ方が変化してくのではないかと思ったことがきっかけでした。

おかげさまで、今年のイベントには皆勤賞で、すべての行事に参加することができました。
岐阜県の山の中という、かなり遠い土地ではありましたが
それ故に、自分の周囲では感じられなかった感覚や、景色や、人との出会いなどもありました。

収穫祭当日のメインイベントは、地元の食材と新米を振る舞っての交流イベントです。
私の向かいに着座された各務原からお越しのご夫婦は「このオーナーさんたちはみんな良い人が多くて良かった。」とおっしゃっていました。
私も皆さんとはお話しできなかったですが、何回かこられている方は顔を覚え、挨拶やお話をすることもできました。

私のように一人で参加している方や、家族連れの方やご夫婦連れの方など
いろんな方がオーナーとして、お米作りを体験されました。

当日のメニューは和良のなかにある、レストラン・サンテのシェフ粥川さんにより用意されました。

どれも美味しいと思って話を聞くと、名古屋のホテルにて勤務されていたそうです。
特におどろいたのは、鹿肉を素材にしたシチューやカレーでした。
生まれて初めて鹿肉をいただきましたが、はじめはおそるおそるだったのですが
粥川さんの腕にかかり、全く臭みのないとろけるようなお肉がスパイスのきいたソースと絡んで大変美味しかったです。
ほかにも和良鮎を使った唐揚げや、お芋の天ぷら、おつゆだけでも何種類もあり
あつあつのお味噌汁などもご飯とあって美味しかったです。
座った席の周囲の方との話もはずみました。

食事が終わると、この地方で冬に飾り付ける、「餅花」作りをしました。
餅花とは飛騨地方等で新年に飾る縁起物のようなものです。

雪深い地方ではお花が冬にないために、葉の落ちた枝にお持ちを小さく千切ったものを
お花の代わりに装飾したもので、お花の代替として飾るようです。
そういえばどこかで見たことあったかも??
 餅花作りの際は、あれやこれやと、大笑いしながら楽しい時間となりました。

楽しい時間が終わりに近づき、今回のお米60kgを頂いて、車に積んでいざ長浜にかえりました。

まだ精米をしていないため食べてはないのですが、今のお米がなくなり次第早速食べたいと思います。

今回、和良の協議会のスタッフの方が色々な準備や工夫をこらしてくださいました。
正直、手間の方が大変だったと思います。
参加費も、おそらく普通にお米を買う値段とかわらないぐらいに良心的で
その中で、各日の準備や後片付けや企画等など、地域の方の手作りの行事という感じが
ひしひしと伝わってきました。

私はいつもひとりでの参加でしたが、ほかのオーナーさんたちやスタッフの方々が良い人に恵まれ、いつも楽しい時間を過ごすことができ、滋賀へ帰る道も幸せな気持ちでいっぱいになりながら、自分が少しでも手にかけたお米を頂けることを待ち望んでいました。

親戚などにお百姓さんがいない私などは、それぐらいに新鮮で特別な経験をすることができました。

こうした安全なお米が頂けるのもいろんな人の手が加わることと、自然環境が維持されていることが相互に作用した奇跡の結晶なようなものです。

あたりまえの用に食べている毎日のお米をはじめとする食べ物について、今後も無関心でいることのないように、感謝や疑問を持ちながら食と向かい合っていけるようにしていきたいです。