5/15/2024

2024年ゴールデンウィークに行ったKaş(トルコ)&Kastellorizo(ギリシャ)&Istanbul(トルコ)の旅 その⑥Istanbul観光二日目

さて今日はIstanbul観光の実質二日目となり、昨日の天気予報では日中晴れ間が出てくる予報でした。

昨夜早く寝てしまったので、意外と早く目が覚めてしまいました。
朝食の8時までにまだ二時間ぐらい時間があるので、アヤソフィアとブルーモスク周辺の公園に散歩に行って
人がいない間にコッソリと写真撮影を済ませてしまおうと思い付きました。

思い立っら即実行しないと時間は過ぎていきますので
ホテル前までライドシェアのタクシーを呼びつけまして
直接現地直ぐ側まで送ってもらいました。

結果としてこれがすごく良かったです。
Istanbulの観光客の多さにはちょっと幻滅した感じでしたが、流石に早朝は殆ど観光客はいません。

現地の人が朝に散歩をしていたり出勤前の人が歩いている程度で、そもそもまだ土産屋もレストランも開いてません。
これがやはり功を奏しました。
昼間には人でごった返すこの周辺も見ての通りベンチに誰もいません。
地元の人が散歩をしている程度と若干個人での観光客が散歩している程度でした。
ここでなんと待っていたかのようにレトリバーがベンチでくつろいでいるではありませんか・・・。
隣に座って撫でてあげると、私の膝に顔をちょこんと乗っけて眠っています。
もうこの子はほんとめっちゃ可愛かったです。
写真と撮った後もずっと撫でてあげて、お別れのときはありがとうと言いお別れました。
この写真は個人的にすごく偶然の産物と言うか神がかった一枚かなと思います。
トルコは街の中に猫や犬がよくいるんですが、まあ吠えたり怒ったりそんなにしないんですよね。
慣れているんでしょう。あとやっぱり動物は動物が日頃から好きな人間かそうじゃないかは多分わかるのかと思います。
ブルーモスク周辺で角度違いで何枚か撮影しました。
アヤソフィア周辺はなかなか建物が入り順光に光が午前中に当たる場所が限定されるんですよね。いろいろ周辺を回りました。

その後9時頃にホテルに戻りましたので、そこから遅めの朝食を取って、今日の観光が再びスタートします。
先ずは日本人はあまり行かないであろう、The Aqueduct of Valensに向かいます。
ここ結構映えると個人的に思うんです。
こんな場所なかなか無いじゃないですか・・・。
写真を撮っているのは私だけでしたwww
そこから歩いてすぐのShehzade Mosqueに向かいます。
ここはすごく良かったです。
まあ、全く観光客もおらず、この素晴らしいモスクの中を静かな気持ちでゆっくりと体験できたからです。
緑あふれる庭に囲まれた美しいモスクと中の美しい装飾に圧倒されました。

その鉄板のアヤソフィアやブルーモスクもそれは良いかもしれませんが
ゆっくりと自分の中の時間と場所とを静かに向き合うとするとこうした穴場と言うか
有名所の場所とは違った所のほうが後々心の中に残るかもしれません。
後からのブルーモスクとの写真で人の多さの違いがわかるとおもうんですけど。
本当に神聖な空気感と、自然との融合された場所でした。
ここからブルーモスク周辺までは途中にグランバザールがあるのですが、これは今日はパスします。
ここからSultanahmet迄はトラムで移動したと思います。
途中水売りの子供が執拗に水を勧めてくるんですww
あいにく私は旅行中は水筒を常に持参しているので、買ってあげることは無かったです。

いよいよブルーモスクに再度到着しましたが朝に来たときよりも、ものすごい観光客の群れです。
中に入らせて頂き写真も撮影いたしました。
ここも非常に大きなモスクで圧倒感がありましたが、なにせ観光客もお祈りしている人々も多く、自分の中にスッと入ってくる感じではないんですよね。
アヤソフィアはもう入場料金があからさまに観光客からぼったくる気満々なので、この辺の私の判断はきっぱり入場致しません!!
外から撮影して終了でございます。

その後こんな人だらけの所にいるのもなんなので、さっさと次に移動します。
Eminönüの港からÜsküdarの港まで途中Beşiktaşを一旦経由して向かいました。
晴れているタイミングでガラタ塔をバックに撮影しました。
もう船の時刻表とか行き先のインフォメーションがよくわかんないので
とりあえず係員にこれはBeşiktaşに行くんかい?と聞いて、そこのやつ乗っとけやみたいな感じなので、その言われたとおりの船に乗りました。
Üsküdarに到着すると大きな港の広場があって、観光客なのかジモティなのかわかんないですが
ここもすごく人が多かったです。
おそらくこの辺はジモティなのかとは思いますが。
花屋さんもそこそこありました。
さて遅めの昼飯を食べたいところですが、昨日から気になってた羊の肉のBBQをみじん切りにしてサンドイッチの中に入れたものがとても美味そうだったので、挑戦してみることにします。
普段羊の肉を食べないので一回目に口に入れると若干クセを感じますが
結構スパイスが効いているので、食べているうちに味に慣れてきます。
ただ、個人的にやっぱりポークのほうが美味しいかな?と感じますので
次に頼むかと言うと多分頼まないと思いましたww
腹ごしらえを終わってそろそろ歩き疲れて来たので、いわゆるトルコのスーパー銭湯的な
ハマム体験です。おそらく日本人がのこのこと一人でこなさそうなジモティ用のスパに入りました。
受付の兄ちゃんになんぼやねん?って聞くと入場料とアカスリとバブルマッサージで
合計450ぐらいだったと思われます。
日本円で二千円程ですね。
ここでサウナで身体を緩めてから、アカスリと泡泡のマッサージをオッサンにやってもらうんですが、そんなに乱暴な扱いでもなく、普通にやってくれました。
ここは湯上がり処にジューススタンドがあるんですよww
この冷蔵庫に入ったフレッシュフルーツが誘ってくるじゃないですかwww
もうトルコ産のオレンジ5個程度をふんだんに使ってほんまもんの搾りたてのジュースを注文しました。これで450円程度だったと思います。
最高に美味かったっす。こういうのは日本ではあり得ないですよね。
偽物の濃縮還元ジュースなので。
ハマムを出ると結構な雨が振っているじゃないですか・・・
傘を持ってなかったので、ウインドブレーカーのフードを被りながら、元来た港に向かい
ホテルに帰ります。
雨で濡れて寒かったので、船内の売り子のオジサンに温かいチャイを売ってもらいました。
これで50円です。
結構周囲の外国人観光客も寒かったのか買って飲んでました。
私自身お茶は大好きなので、これに砂糖を一ついれて飲むとほっこりとした気分になります。

さて、実は今日は夜の8時からタクシム広場近くにあるAtaturk Cultural CenterのTürk Telekom Opera Salonuで演奏される、İSTANBUL STATE SYMPHONY ORCHESTRA DENİZBANK CONCERTSの演奏会を見に行きました。
まあこれが自分でも自分を褒めたいぐらいにとても素晴らしい旅程の選択でした。
まずホールが素晴らしい!!
めちゃくちゃ贅沢な作りで最新鋭の設計と機材で建てられた物で音響も最高に良かったです。
わたしフルのオーケストラ演奏を聞くのがマジでものすごく久しぶりだったんですが
やはり最高でした。
というかPAが入らない完全な生音だけなんですよ。まあ当たり前なのかもしれませんが
わたしの普段のコンサートはたとえアコースティック楽器が入ろうともやはりボーカルや他の大きな音がする楽器や電気楽器がある以上どうしてもマイク集音とPAを使って、会場のspから音を出すんですが、今回は完全な生音のみです。
私はど真ん中の指揮者と同じぐらいの高さの場所を選びました。
カジュアルな出で立ちで出てきた今回の若手チェリストpoyraz baltacıgilさんのEmotionalな演奏は会場からブラボーの声援の嵐でした。
イスタンブール国立交響楽団の演奏も素晴らしい演奏で、会場の音の良さと相まって、思い出に残る演奏となりました。
そして驚きがこんな素晴らしい演奏の公演がチケット1000円程なんです!!
日本だと数千円はしますよね。ちょっと値段をみてはじめ間違ってるんじゃないかと思ったぐらいです。
実際に会場に来ている人を見回しても、ジモティ率が95%位的な感じで、私の席の前も
おしゃれなマダム友達数人が一緒に見に来ていました。
みなさん写真を撮っていたので演奏後にパシャリと・・・・。(演奏中は撮っていません。)
poyraz baltacıgil氏の演奏です。若いですね〜。

今回演奏後に彼のソロでソニー・ロリンズのSt.Thomasを即興演奏されてサービス精神もあり
普段クラシックを聞かない私も和やかな雰囲気でコンサートを楽しむことが出来ました。
まあ今回は私の独り旅なので、あれですが
こうした現地に旅行に行って現地の演奏会に行きつつ夫婦で帰りにワインでもと言うコースって
良いと思いません?
観光地巡りやYouTuberがオススメの場所巡りにがんじがらめになって疲れてしまうより
時間にそこそこ余裕をもたせて現地のこうした文化活動の体験をするのもありかと思います。
最後は会場のホール入り口でジモティの女の子に頼んで記念撮影をしてもらいました。
こうして、Istanbul観光二日目も終わりました。

ホテルに帰って音の余韻に酔いしれながら眠りにつきます。

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