6/21/2011

平成23年 長浜市保存樹見学会におじゃましました。

日曜日の午前中は、長浜市都市計画課主催の本年度保存樹見学会に参加してきました。

初めての参加でした。
参加者は9名。殆どが私の両親ぐらいの方々でした。

今回のスケジュールは
木之本町の轡の森のイヌザクラ

高月町の野神塚のムク

宮部町の宮部神社のケヤキ

小谷上山田町の和泉神社のスギ
の順番で午前中の3時間で回ることになります。

まずは高月支所に集合して、説明を終えて1箇所目の木之本町に向かいます。
 いつも通っている、木之本地蔵さんの表参道の通りから、すぐに入ると・・・
 ひぁー。
こんな大きな木が民家の裏に存在しています。
樹齢推定430年のイヌザクラです。
もう少し標高の高いところにあるらしく、平野部にあるのは、以外と珍しいらしいです。

次は高月町のムクです。
 日電ガラスの工場に囲まれた所に、大きな木が存在しています。
ガイドの方の説明では、昔は、もっと周囲に木が茂っていて、ウサギ狩りを小学校の時にしたらしいです。
ここでは、干ばつで自害した前田氏のお話も伺うことが出来ました。
28歳の若さで、村の豊作のための雨乞いの為に、夜叉が池にお参りの3日後に自害されたそうです。

 その石碑が塚になっていました。

お次は虎姫町の宮部神社のケヤキの木です。
 説明のガイドの方が、話しの範囲が広すぎたので、少し理解できないところがありましたが
木は立派な物でしたし、こんなに立派な神社が村に存在しているのも特異な感じがしました。
こちらのケヤキは樹齢300−400年が経過しているそうです。

最後は、旧湖北町の小谷上山田町の和泉神社のスギの木です。
結構立派な4本が保存樹に指定されています。
 ガイドをして下さった町内の方の説明も、非常に解りやすく
こちらの神社や、村の話しは興味深い物がありました。
こちらの神社の境内の脇には下の写真の様な、池というか川が流れています。

おそらく山の中からしみ出る水が、こちらの奥から流れてくるらしいです。
お話によると、この水の元は鍾乳洞のようになっているかもしれないということでした。

この池には白いウナギが住んでいて、水の神様らしいので、絶対に村の人々はウナギを食べてはいけなかったそうです。
それと、この池には村で決められた人以外は絶対に入ってはダメらしく
もし入ると、足が抜けなくなるという言い伝えもあるそうです。

と言うことで、4箇所の保存樹見学会終わりです。
長浜市の合併により、もっと沢山の保存樹が存在しているそうで、来年度も企画するそうです。
木のお話も楽しいですが、地元の方の言い伝えや古いお話を聞いていると楽しいです。

ありがとう御座いました。

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