台風が過ぎて、非常に過ごしやすい夏になりましたが皆さん如何お過ごしでしょうか?
そんな中23日の土曜日に、滋賀県長浜市西浅井町にて、びわ湖の日30周年記念イベント
国民森林会議会長の只木先生のびわ湖の水源に関する講演会と
山門水源の体験ツアーがありましたので、参加させて頂くことにしました。
※日本の森林率は国土の2/3である。
※ただ1人当たりの森林面積率は2000㎡で、貧林国であると言うことが解りました。
※しかもそのうち人工林が40%
※飛鳥時代に田上山での大規模な森林の過剰利用により現在においても状態が悪いまま。
ここで1つ賢くなったのは、「津」と言う言葉には港の意味があるそうです。
ですから「津波」と言うのは、港の波と解釈出来るそうです。
メインである、びわ湖の水瓶としてのお話ですが、
滋賀県で降る雨が、山に染みこみびわ湖に流れ込み、その水が関西の1400万人の水資源になっている。
そして、海に流れ着いた水は海でも浄化され、そして蒸発してまた雨を降らしと言うサイクルになっている。
先生は滋賀県は、水を提供している県としてもっと誇るべきだとおっしゃていました。
そして最後に原発の話しをさり気なく
数日前の新聞にて、関西広域連合が、もし福井県の原発に事故があった際にどうやって水資源を確保するかと言う新聞記事の話しをされました。
びわ湖の水源や、びわ湖にダメージが来ることは容易に予測できますが、そんなことにはなって欲しくないなと。
そして、琵琶湖の水を遠慮なく飲んでもらえるようになって欲しいと・・・。
本当にその通りだと思います。
いくら環境保全等に力をいれても、もし福島のような事故があれば、ある程度のパニックのシナリオは
私の様なバカですら予測が出来ます。
福島のときですら、関西のスーパーですらもミネラルウォーターが水不足になるという、パニックが起こりました。
びわ湖に放射能汚染された水や雨が流れ込んできたことを皆さん想像してみて下さい。
昼ご飯を支所で済ませて、午後からは山門水源での見学会です。
前回のシンポジウムの時にもガイドさんに色々と教えてもらいましたが、今回は違うコースを回ります。
じゃーん。
マザーレーク号に初めて乗れました。
森に入ると、ヒグラシの大合唱が聞こえてきます。
しかも当日は暑さが心配されましたが、とても心地よい風が吹いており、活動しやすい状況でした。
歩いて行くと、源流のポイントがありました。
こんな小さな水が最後に、川となって、びわ湖に流れ込んでいきます。
祈るような気持ちになる瞬間ですね。
この蝉は、死んでいました。
1週間の命なんですよね、蝉って。
なんと山ガールさんがおうさんしょうをの子供を発見されていたので、
写真に撮らせてもらいました。
かわいいですね。
このように、この周囲は水資源があるので、様々な生物の活動の場でもあります。
おたまじゃくしもたくさん居ました。
初めてみたトンボです。
500円玉ぐらいの大きさで、近づいても逃げないんですよね。
じっとしていてくれたので、写真に撮ることが出来ました。
最後に会の人が準備して下さった、お土産を頂いて帰りました。
大雑把なレポですが、とても有意義な一日となりました。
ありがとうございました。
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