今日は夕方から、長浜市の臨湖さんで不定期にて開催されている臨湖シネマ倶楽部の上映会に行きました。
今回の映画は脱成長的立場からみた「幸せの経済学」と言う映画です。
私はポストミレニアムやポスト911で、世界が中国という国を巻き込んで異常な方向に突っ走っていると感じてきました。
特に小泉内閣発足後の日本はグローバル化に拍車がかかり、マスコミを利用してのペテン劇に国民は甘い夢を見せられ
そして挙げ句の果てに、今の現状まで来てしまったといった所ですが、結局現在の世界や日本で問題になっている
ネガティブなニュースは、突き詰めていくと、こういったグローバル化と言う一見美味しそうな言葉が引き起こした問題が
殆どじゃないのかと感じるようになりました。
フランスの経済学者のセルジュ・ラトゥーシュが、小泉やブッシュや大企業が進めた新自由主義のバグをどのように
戻していき、地球環境や人々の繋がりをもう一度再構築しようと提案したのが「脱成長論」と言われ
今回の幸せの経済学は、まさにアンチグローバル化、アンチ新自由主義をスライド的に色んな視点からの映像を
交えメッセージ化した映画でした。
ラダックと言うチベットの村に、資本主義が流れ込んで、どういったバグが発生しているのかを所々に引用しながら
世界中で起きている新自由主義的グローバル化の裏側を紹介する映像です。
大体は予測できた映像でした。
経済大好き新自由主義大好きな人からは突っ込み処満載で
少し無理がある映像かとも思えますが
ぶっちゃけた話し、これぐらいの思想で新しい活動を起こさない限り、守銭奴の連中にこれ以上地球環境の悪化や
人々のコミュニティの崩壊を進めさせるべきではありません。
残念ながら上映にはお客さんは少なかったですが、こうした映画を引っ張ってきて下さった事はありがたいと思います。
昨日の水源ツアーと講演会に引き続き、有意義な時間となりました。
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