7/16/2012

青い夜のさよならツアーLive

こんばんは

土曜日の夜に大阪one dropと言うバーで行われた寺尾紗穂さんのライブに行ってきました。

ライブハウスというより、バーですね。
ステージもなく、平場にYAMAHAのアップライトがセッティングされていて
そのピアノを取り囲むように会場を20名ほどのお客さんが埋め尽くしていました。

実は土曜日から日曜にかけて、ボランティアをしている関連での資格と研修のために
大阪まで行かなければならなかったのですが
グッドタイミングで、土曜日の夜にライブがあり
そのまま1泊する予定で大阪に向かいました。

大阪駅の近くの研修会場では一日中缶詰で冷房が直撃する状態だったので
土曜日の屋外は結構暑かったです・・・。

一日目の研修が終わって、とりあえずホテルでチェックインを済ませ
ホテルの大浴場でさっと汗を流しました。

ライブは7時半からの予定でしたが、ホテルから会場に向かうまでの地下鉄の駅を間違えてしまいました。
これは、東京と大阪の地下鉄の電車内と駅のホームや構内での駅名表示のスタンスが異なるからなんですね。

大きな色分けした○で、田舎者にも解るように書かれている東京での癖があるので
どうしても、どの駅でどの路線に乗り換えていいのかの情報が大阪の地下鉄は薄いと感じるのです・・・・。

会場に到着すると既に小さなバーにはほぼ満員に近いお客さんが座っていて
私の名前を入口のお姉さんにチェックして頂きライブを待ちます。

実は寺尾さんのライブは初めてで、実物を見るのも初めてです。
彼女の音楽自体が比較的東京的なサウンドなのとやはりお住まいが東京で子供さんもいらっしゃるので
地方でのライブはあまりない感じだったのかも・・・。

ですからとても楽しみに演奏が開始されるのを待ちました。

狭い会場は入口しかないために、私の椅子の横を通り過ぎてピアノに着席され、演奏が始まりました。

6畳間ぐらいしかないような狭いバーなのでピアノの音もかなりオンな感じです。
アップライト独特のまろやかな音もいい感じです。
ボーカルに少しリバーブをかませるぐらいの、シンプルなPAですが、そのぶん生の雰囲気がとても伝わって来ました。

数曲演奏されたあとに、一旦休憩されたようだったのですが
わたしはこれで演奏が終わったのかと店を出ると、マネージャーさんと寺尾さんが入口の所にいらっしゃったので
寺尾さんが「もう帰られるんですか?」とたずねてくれたので
私は、「もうおわりじゃなかったんですか?」と聞き返すと
「休憩ですので、まだありますよ。」とのこと。

そそくさとまた座席に座って、烏龍茶を飲んでいると数分でまた演奏が始まりました。

彼女の歌唱法は、あまりビブラートなどをかけずに、ジャストピッチで歌いきる感じです。
ビブラートをかけない代わりに、ベンドを多用されます。
ピアノのアレンジもジャズ的な要素が多いです。

若さだけあり小柄で華奢な身体からは想像が出来ないほど、長い音符やファルセットでも歌いきります。
ピアノの伴奏は、アルバムにかなり忠実で、矢野さんのライブなどを聞き慣れていると
逆に安心して聴けます。
矢野さんの弾き語りとか、聴いているこちらが怖いですからね。
どう、攻めてくるんだって。

2時間近いライブを息も切らさずに完唱されたのがとても不思議なくらいでした。

私は今どきの若い子のやっている音楽はJ-WAVEを聴いている時に流れぎぎするぐらいで
比較的似たり寄ったりなミュージシャンが多いために
CDを買ってまで聴く人がいないんですね。

ライブはとても良かったです。
翌日の昼も追加公演があったのですが、残念ながらその時間は私は試験の最中なので
見に行くことは出来ませんでした。
うれしいですよね。もう日本ではあんな若いミュージシャンは出てこないかと思っていました。
彼女のメロディーはおそらく私の様な70年代の洋楽などが好きな人間や
所謂日本のSSWの全盛期サウンドが好きな人は、同じように感じていると思います。
私の好きなこの曲も当日歌ってくださいました。

ライブが終わって、お店を出るとまた入口に寺尾さんとマネージャーさんがいらっしゃったので
ほんの少しですが、お話しをしてまた関西にライブに来てくださいと伝えました。

寺尾さんは本当に小柄で華奢で、実は私は曲とか、直毛のロン毛の雰囲気からかなりサブカル系の女の子っぽいかと思っていたんですが
ぜんぜんそんな雰囲気ではなく、とても話し方も丁寧でかわいらしいお嬢さんでした。

また近くに来てくだされば、是非ライブに足を運んでみたいです。

と言うことで、私の試験の結果発表は明日らしいです。

そして、今日は風がびゅーびゅーでした。

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