9/06/2012

アナログレコードをMacに読み込む方法。(なるたけ良い音で)

こんばんは。

今日は機材の話しです。
前回のデジカメの話しと、機材の話しが続きます。

LPレコードをコンピューターに読み込むには
アナログのオーディオをデジタルの信号に変換するコンバーターが必要になります。

そして、厄介なのがアナログプレーヤーからの音の信号の出力が
他の機材に比べてゲインが低いために、フォノアンプというアンプによってゲインを上げる必要があるのです。

一応サウンドコンバーターは外付けで持っているのですが他の用途で使われているのと
ハードウェア単体でゲインのコントロールが出来なるたけ高いS/N比で録音したいからです。

色々と探していましたが安いもので数千円から、高いものだと数万円まで出ていますが
今回購入したのはこちらの
ART と言うブランドの「USB Phono Plus Project Series」です。

まず、単体でアナログのアンプに音が渡せることと
それとは別に、マッキントッシュ側のUSBにもデジタル信号が送れるのです。

ADコンバーターのメーカーは不明ですが
A/D-D/A:16 bit, 44.1 kHz or 48 kHz, USB selectable from computer 0.4 ms A/D latency @ 44.1 kHz
上記の様な仕様となっていました。

96kとかも最近はトレンドですが、まあ、レコード針の周波数特性が私のカートリッジで25000Hzなので、48のサンプリングレートがあれば、まあ良かろうと。
この値段では仕方ないかもしれませんが、贅沢を言うと、もう少しビットレートがあってもよかったのかもしれません。

ただ私の狭い部屋のいびつなセッティングで、ターンテーブルとアンプのコードを
延長しているために、どうしてもノイズが乗ってしまうんですね。
高いキーンとしたデジタル機材からの影響のようなノイズと
低い音のハムの両方のノイズがのりますので、こちらのフォノアンプ兼USBコンバーターをかませてあげれば、この問題も無くなると思います。

そして、ハードと併せてLPのレコーディングで重要なのが、編集ソフトです。
一応この製品にはbias SoundSaver Expressと言う、ソフトがバンドルされているそうなので
それがどれぐらい使えるのか、機材が到着して使ってみなければ解りません。
ただbias社ですが、最近会社が潰れたようで、今はばっくれ状態らしいです。
日本の代理店さんも、困っているようです。
今のところ、ソフトのオーソライズサーバーは稼働しているようですが
先行きが非常に危ういので、少し複雑な心境です。

今のところaudio hijack proにて、レコーディングしていますが
いかんせんLPを録音するのには向いていませんし
だーっと連続して両面録音してからの、波形の分割と、波形のトリミングなどの
編集機能も無いのと、各種フィルター、ノイズゲートも無いため、不便です。

なぜLPを録音する必要があるのかとそこの話しに戻りますが
CDが廃盤でなかったり、入手出来ない状態だと、LPだと海外で意外と中古が安く売られていたりします。
盤面を見ることが出来ませんが、一応盤面のコンディションが記載されているので、それを目安に購入する感じになります。

まあ、録音のあとは、なんちゃってマスタリングの様な作業なんですが
昔のカセットに録音していた頃を思うと、便利かもしれませんね。

ただ、今回今まで使っていたターンテーブルが不安定になってきたので
新しく中古のターンテーブルを新調しました。
改めて、LPをきくと、うーんやはり音がCDとは全然違いますね。

どちらが良いとか、そう言うのではなく、特に低音の出方など、明らかに違います。
私は近年のノンパッケージのダウンロード販売に違和感がある人間なので
どんどん今後も音楽に関してだけは、CDあるいはLPにて購入していきたいと思います。



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