11/08/2011

dip in the pool の新譜。

こんばんは

全然知らなかったんですが
dip in the pool の新譜が実は今年の5月に発売されていたそうです。

brown eyesと言うタイトルの新譜らしいです。



早速音源を入手しました。

14年って言うブランクって凄いと思います。
ふつうだったら忘れ去られていて、私ですら新譜が出ていた事を半年ほど経過して知ったぐらいですから。
と言うか、現在の邦楽シーンには特定のアーティスト以外全くと言って興味がないので
情報すらあまり自らふれていない状況です。

こちらのサイトに興味深いインタビュー記事が書かれています。

引用抜粋ですが
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木村 テレビを中心とした大量宣伝で、買わなくてもいい音楽を、買わなくていい人たちに買わせていた時代はもう終わっ たわけですよ。
ムダに買っていた人が買わなくなっただけで、純粋に音楽が好きな人たちの絶対数は変わっていないと思う。
真面目にやっている音楽家にとっては、むしろ歓迎すべき状況じゃないかな。
ムダなコストをコンパクトにできるし、動きやすいし、ダイレクトに結果が届くし、むしろ健康的なのではないかと思う次第です。
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このように語ってらっしゃいます。

これ仰るとおりだなーって思います。

音楽の好きな人のとらえ方って、受け手によるんだと思います。

特に楽器を少しでも演奏した事がある人と、そうでないひととでは
音楽の接し方も違ってくると思います。

音楽が好きって言うと、ザッピングのように音楽を聴いている人も、それはそれで音楽好きに入ると思いますし
私の様に、楽器をやって、録音作業などもかじった人間だとアルバムや楽曲を理屈めいて聴いてしまうふしがあります。

マニアに受ける音楽作りと、一般受けしてマスにさえのっかればいいとおもって作られている楽曲は
明らかに出来上がったものが違ってくるんですね。

あえて、固有名詞は出しませんが、現在邦楽で売れているCDなんかは、私の様な人間が聴くと
まず楽曲云々以前に、録音された音がダメなんですね。

今CD買って、ライブに行ってる人って、
ジャニーズやAKBなどのコアなファンか
私の様に音楽が純粋に好きな音楽ファンの2種類ぐらいの人間になってしまって

バブル期とMP3化されるまでにいたような流行歌のザッピングをしていた層というのは
今や音楽業界からはお客さんになってないと思います。
CD買わないしね。

ただ、純粋に面白いアルバムを作ろうと思ったときに
大きなスタジオが無くなってしまったり
レコード会社もバジェットを出さなくなってしまうと、それはそれで、非常に文化の衰退になってしまうと言うか。

バブル期に対して売れないCDでも、大きなバジェットを使って制作できていたのも
消費曲CDを一般層が買ってレコード会社が潤ってたからと言うのもあるんでしょうが・・・・。


新しいアルバム6曲しか入っていませんが、とても聞きやすくて、音の選び方もセンスのある感じでした。

東京にいた頃は、dipのライブにもよく行きました。
クアトロなどのライブハウスでのライブが殆どでしたけれども
まあモデルさんという事もあり、ヴィジュアルも良かったですしね。

PVなどもとても綺麗な映像で作られていました。

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