9/01/2011

はじめての奈良井宿

こんばんは
先日に引き続いて、長野方面のレポートです。

一泊二日の日程
二日目は松本市から車で中山道を南へ向かいます。

中山道の宿場町でも、もっとも古い状態が残っているところで
現在放送されているおひさまの舞台にもなった奈良井宿に足を運びました。


残念ながら雨模様になってしまいましたが、傘を片手に奈良井の町並みを歩きます。

こちらの奈良井宿も、周囲を山々に囲まれ、山の恵みとも言える水場がありました。


大きく6つの水場があり、各水場は周辺に暮らす人々により、管理されているそうです。



またしても、水場めぐりという事で、昨日からさんざんに大自然の恵みの天然水をたらふく頂いている事になります。

私たちは自然がもたらす美味しい空気や水を頂く事ができるのを感謝せずにはいられません。
人間にはどうしようもできない自然の循環によるこの財産を原発などで破壊されないように
私たちの周辺でも、これから将来いったい何が大切なのかを自問自答する機会を作りましょう。


普段お土産はあまり買わない主義ですが、なぜかこの手作りの店藤屋さんに引き込まれてしまいました。

こちらの店内には、至る所に、「撮影お断り」の紙が貼ってあります。
わたしも始めに撮影拒否の紙が気になりましたが、店内の商品を見ていると、撮影をお断りされている理由が
解りました。

こちらには、ほかのどこにも売っていない、中西さんがおかきになったとてもかわいい絵柄の絵はがきや
粘土で焼いた、かわいい置物が並んでいます。

そして、この置物が売りきれが多く、私がいいな〜とおもった夜回りフクロウの置物も品切れだったんです。

じーっとじろじろ店内を見ていると、女将さんと思われる女性が、声をかけて下さいました。

「いつ出来上がるか、お約束は出来ませんが、ご予約をお受けしています。」

私は、夜回りフクロウの置物を予約させて頂く事にしました。

大量生産の金太郎飴のようなお土産が蔓延る中、こちらの置物や絵はがきは本当に心癒される商品ばかりでした。
決して安くはないですが、デパートに売ってるような高くてどうしようもないということでもありません。

手作りだったらこの金額じゃないと、こちらもお店としてやっていけないですしね。
この商品が高いと思う人は、普段から100円均一とかユニクロとかシマムラなんかの商品ばかり常習的に買っている人だと思いますし・・・・。

予約帳面に記入する間、いろいろ女将さんらしきひととお話ししていました。
「私はこの置物や絵はがきに吸い寄せられるように、お店に入ってきました。」と。

 お土産はこんなかんじで、済ませて、奈良井宿を一通り歩きました。

 この写真をみてもおわかりと思いますが、時代劇のセットのような感じですね。
雨で残念でしたが、手の届きそうな所まで雲がさしかかった景色もまた幻想的で良かったです。

暑い最中だと、さぞかしこちらの水ももっと美味しく感じられた事だと思います。

したの写真は、おひさまの舞台でアメやさんのセットに使われた建物らしいです。


とても落ち着いた、奈良井宿。

あまり観光客がいないときに、またゆっくりと訪れて見たくなる素敵な宿場町でした。



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