1/21/2012

滋賀県立大学 人間文化セミナー「自然エネルギーによるまちづくり」高知県檮原町のお話しを聴いてきました。

こんばんは

寒いですね。
早く春が来て欲しいです。

所で、本日午後滋賀県彦根市の県立大学で行われたセミナー
「自然エネルギーによるまちづくり」にお伺いしてきました。

講師は高知県檮原町に2009年までの12年間町長をお勤めになった、中越武義さんです。

高知県檮原町は、四国の南西側に位置する人口4000人ほどの町です。

町全体のエネルギーの約3割を自然エネルギーで作り出し、最終的に全ての電力を風車を40基に増やすなどしてエネルギー自給100%を宣言している町です。

実は私自身、以前からこちらの町に行ってみたかったのですが、いかんせん滋賀からは遠い所です。

車?電車?飛行機? いったいどうすれば一番便利よく行けることが出来るのか、いろいろ調べているところ
今回のセミナーが県立大学で無料で行われ、中越前町長の約90分にわたるお話しを聴くことができ、こういった機会がありとても良かったです。

まちづくり、環境保全、等々現在の日本が抱える様々な問題に、山の中にある小さな町が
一貫とした目標をもって構築してきた結果、311以降の我々のひとつのモデルとなり得る方向性を垣間見たような気がしました。

中越さんが町長時代に凄まじい思いを持って、行動されてきた結果このような理想とされる
町が形成され、いま各方面から注目されていることは、そのお話しぶりからも
意識の高さがとても伝わって来ました。

なーんもせずに、部屋の中だけで、自然エネルギー推進論者はペテン師などと言い切る教授も世の中にはいらっしゃるようですが

私は、実際に行動して、それを理想から現実に変えて行く人間を信用します。
口先だけの人間がペテンか、それとも小さなことからでも世の中を素敵なことに変革していく人間か
あなたはどちらを信用しますか?



1/15/2012

dumb type 高谷史郎 新作クリエイション公開リハーサルに行ってきました。

お久しぶりです

あまりにも寒くて天気が良くない日が続くので、体調がもの凄く悪いです。

そんな中14日の午後、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールの中ホールで行われました
高谷史郎 dumb type新作クリエイション公開リハーサルの見学に伺いました。

今年の9月に同劇場にて公開される公演のリハーサルとなります。

キーワードは「反射と屈折ーreflection and refraction」と言う事で、クリエイションメモとして当日配布された資料から
下記抜粋です。

ーーーーーーーーーーーーー
今回の実験は、今を生きる我々は「イメージ」と「音」を如何なる方法で鑑賞するのか?
アナログからデジタルへ移行した結果、高解像度の音と映像を享受出来る現在、我々はどのような方法で
その意味を再発見できるのか?

かつて「美しい世界」を、ありのままに美しく見せるためにスピノザがレンズを磨いたように
我々は新しいテクノロジーを手に入れ、あらゆる瞬間を捉え、あらゆる細部を見ることが出来るようになろうとしている。

しかし、その利便性やリアルタイムなインタラクティビティーばかり強調され、それらの
技術が可能にするであろう、現実の本当の恐ろしいまでの「美しさ」を体験できる表現を未だに持たないのではないだろうか?
コンテンツ重視のメディアアートではなく、見た瞬間に衝撃を与えるような純粋な体験として、アートを捉え直そうとする実験である。
ーーーーーーーーーーーーーー

今回のリハーサルでは、超指向性スピーカーを利用しての実験が行われていました。
ステージ上に方向が可変出来る細長い超指向性スピーカーがLRで設置されていて
会場の観客席を囲むように前左右、後左右に合計4つの無指向性スピーカーが置かれていました。

それらのスピーカーで囲まれた中に今回入場した観客が座って作品を見る形となっていました。

リハーサルと言うことで、かなり指示等が入るリハーサルの公開かとも思っていましたが
現在びわ湖ホールで滞在して行っているリハーサルのまとめ公開の様な感じで、非常にクオリティの高いインスタレーションでした。

9月中旬頃に同会場にて公開となるそうですので、楽しみですね。

ダムタイプ OR





そうそう、私の見間違いじゃなければ、先日のリハーサルに下の動画の先生を初めて見ました・・・。

1/06/2012

あけましょう。新しい世界を。

新年明けました。

お正月はどのようにお過ごしでしたか?
家族とゆっくり、親戚とワイワイ。

色んな過ごし方があった事と思われます。

どうにもならないと思っていると、ほんとうにどうにもならなくなる。

昨年311の震災で、多くの方の命が犠牲となりました。
未だに深い傷を残したまま、時間はそれでも経過していきます。

西日本で暮らしていると、まるでよその国の事のように思えてしまうかもしれませんが
二度と同じ過ちを繰り返さないようにしていく事が、知恵を持った人間のあるべき姿ではないかと思います。

毎年暮れには温泉旅行の独り旅をしていますが、今回は見送りました。

代わりに大晦日に高野山に行ってきました。

JR西日本のトクトクきっぷ「冬の関西1デイパス」
このきっぷは大人2900円子供1500円にて、一日限定で関西圏の主な路線が乗り降り自由になるという
大変お得な企画切符です。

しかも、JRのきっぷとは別に、南海電鉄を利用した高野山までの電車などの諸経費もオマケに付いているのです。

しかも!!
なんと通常一日限定の利用ですが、12月31に利用する場合に限って、翌日のお正月1月1日も
JRの主な路線が乗り降り自由となるのです。

ですから丸二日間2900円で、JR西日本の路線が乗り放題となります。

長浜駅を6時半頃に出発して、大阪JR新今宮で南海電鉄に乗り換えます。
橋本駅で、高野山方面に向かう「天空」と言うビュー列車に搭乗します。
こちらの電車を利用する場合のみ指定券が余計に500円のみ発生します。
高野線 花鉄道「天空」
天空は橋本駅から、極楽橋駅までの約20km、標高443mの山岳区間を運行します。
車内は木をふんだんに利用した暖かみのあるデザインになっています。
窓からの景色が見やすいように、座席も窓側を見るように配置されています。

天空の終着駅 極楽橋駅で、こんどはケーブル電車に乗り換えます。

数分ほどで山頂の高野山駅に到着します。
高野山駅に到着すると駅前のバスターミナルで、高野山方面のバスに乗車します。
2900円の1デイパスにこちらのバスの乗り放題のチケットも入っていますので
なんだかとても得した気分に浸れます。

バスにて15分ほどで高野山の街の中心部に到着です。

1軒目、総本山金剛峯寺を見学しました。
大晦日と言う事で人もそんなに多くなく、とりあえず非常に寒い!!
この凍てつくような寒さが、聖山の雰囲気を増します。
大晦日なので、拝観料金も無料でした。
ここから先は写真撮影がダメなのですが、中の屏風とかとても素晴らしかったです。

 次は根本大塔に行きます。
青空と朱のコントラストが強烈でした。
雪が屋根から滑り落ちる度に、ざざっと音がしています。

そして最後は、奥の院に向かいました。
表参道の入り口からだと遠いので、奥の院の入り口の最後のバス停で下車して歩きました。

私の様な不浄の固まりの様な人間が、はたしてこんな所に入り込んで良い物なのか?
そんなおっかない気持ちで、参道を歩きました。

とても神秘的な空気感で、日本一の霊場と言われるのも納得でした。

寒さが凄すぎて、神経が集中出来ませんでしたが、お坊さんがたくさんいらっしゃいました。

ざざっと駆け足ですが、大晦日の高野山でした。

12/11/2011

さざなみ古書店さんに立ち寄りました。

12月の休日。
天気予報は見事に外れて、結構よいお天気になりました。

友達から場所を聞いて、さざなみ古書店さんに行きました。

ちょうど今日は京都に行く予定があったので、駅に向かう前に自転車で。





小さな店内には、絵本もあれば普通の本も当然置いています。

店主の奥様は九州から長浜に来られたそうです。

電車の時間があるので、長くは話せませんでしたが

じっくり在庫をみれば他にも欲しい本が出てきそうです。

サブカルまでは行きませんがどちらかというと、あまり普通っぽい本は置いてません。

古本屋さんと言うことは、買い取りもしてもらえるのかな?

その辺、何も聞けませんでした。

今回の本は対談集です。

私の好きな谷川俊太郎さんや武満徹さんの子供の頃のインタビューが載っています。

私的に、CDとレコードも一緒に売ってればもっといいなと感じました。

あとお茶が飲めるスペースもあれば尚更居心地が増しそう。

また時間があれば行きたいです。

12/07/2011

郡上市明宝二間手 古民家源右衛門で頂いた「おとき」

二日目のお昼ごはんは

少し車で移動して、同じ明宝の中にある、二間手集落に着きました。

この集落に存在している、築100年の古民家源右衛門(げんねもん)は
岐阜県の補助事業で補修・エネルギー実証実験の現場として利用されている
ハイテクと古さがハイブリッドしている建物なのです。


午後からもとても良い天気に恵まれ、絶好の源右衛門日和になりました。

 こちらがその源右衛門全景です。
100年以上前に建築された建物なので、いくら改築しているとはいえ
屋根の上に大きなソーラーパネルを設置するのは難しいと判断されたようで、家の前にソーラー発電パネルが
設置されています。
 建物にはこのような薪を利用するものもたくさんある感じです。

ここで一部屋作れるんじゃないかと思うぐらいに立派な縁側の廊下には、かわいらしい火鉢が置かれています。
火鉢の中に入れる炭も木材からの燃料です。
源右衛門の側には、小水力発電もされています。
寒い明宝なので、全ての電力が自家発電で間に合う事は無いようです。
建物の中はおそらくデータ管理が出来る特殊なコンセントで、用途別にコンセントが分かれています。
予想ですが、おそらくネット回線を利用して、リアルタイムで電力使用状況が送信されている感じですね。

今日はおときの振る舞いイベントの2回目という事で、いろんな所から参加されているお客様で
家の中はてんやわんやな感じでした。

こちらの管理をしているサミーさんも、非常に忙しそうに動いていらっしゃいました。

「おとき」と言う食文化は、田舎の集落ではよくあるものだそうで、
私の知り合いの長浜市内の方も、こういった精進料理をお葬式に振る舞う食文化は今でも残っているところもあると聞きました。

こちらは、集落の近くに葬儀ホールが出来た事によって、数年前におときが無くなってしまったそうで
やっぱり、また食べてみたいとの要望が集まり、こういったイベントの形で再度復活したと言う事です。

席に座って話していると、背広姿の男性が、こちらの料理を配膳されました。
男性が配膳するというのもおとき文化の一つだそうです。

おときの詳しい解説は、こちらの頂いた資料を読んで下さい。

当日のメニュー図です。
 お膳の上の料理以外に、お皿に盛られたおかずがたくさんあって、お椀の蓋を裏返して、好きなだけ盛りつけます。
これがね、どれを頂いても、美味いんだな。
天ぷらとフライは冷めていたのは仕方がありませんが、いわゆる手作り惣菜はスーパーのお総菜とは全く違う
自然なおいしさがします。
一緒のテーブルで頂いた、カレッジのメンバーも「パックに入れて持って帰りたい。」と話していました。
 すっぺりとみんな綺麗に食べ終えごちそうさまです。

これで、今回の二日間にわたったカレッジは終了です。

色んな思いを胸に、駐車場まで話しながら歩いて、お別れとなりました。

サミーさんや配膳の男性が正装に近い出で立ちをされていたのも、
当時の様子を少しでも再現しようとされていた思いからなのかもしれません。

集落の人間が亡くなり、命の終わりをみんなで見届けるという、ベーシックなイベントが、セレモニーホールの出現や
人口の移動などによって、これも又変化して
その変化に、食文化が連動してしまう。

食文化の変化は、それを作る女性たちの集いの場をまた変化させてしまう。
田舎と言われるところからも、徐々にコミュニケーションが少なくなってしまうように、外的要因が作用していると思うと

この企画はただ単に「懐かしいごはんをまた食べよう」といった単純な物では無く、
亡き人を送り出すという作業に付帯された、集落での団結やコミュニケーションを再現する企画でもあったのかもしれません。

源右衛門はどちらかというと、発電実験での注目度が多い印象がありましたが
おときを頂く事によって、またその現場を再現してもらえた事によって、感じる事がありました。

お料理を企画・提供して下さった「ふるさと栃尾里山倶楽部」の皆様や、てんやわんでお話出来なかったサミーさん
そして、里山カレッジの企画に含めて頂いた事を改めて感謝致します。

里山カレッジ二日目

こんばんは
里山カレッジの二日目のレポートです。

歳を取ると目覚まし時計がいらなくなりました。
この日も丁度良い頃に気持ちよく目がさめました。
なんとなく、この日はよい天気になるだろうと、感じていました。

朝起きて、顔を洗いに洗面所に向かうと窓からは青空の雲に朝日が反射し、強烈なコントラストを放っていました。

お世話になった民宿しもださんです。とても大きな立派な建物です。
 9時からのカレッジまでに、朝食を済ませて、宿の周囲を少し散歩します。

宿の目の前に流れる清流気良川からは、水の調べが聞こえてきます。
写真からもおわかりかと思いますが、12月の雨上がりの晴れた朝の空気は
何事にも代え難い満足感で、私の心を満たします。
 これぞ、里山
と言った感じの風景と張り詰めた空気を堪能して、車に乗り込み会場である資料館に向かいます。
美味しそうでしょ?
 車を走らせていると、昨日お世話になった二件目のお宅の庭にお父さんが早速作業をしているようでした。
車を路肩に駐めて、お父さんに感謝の挨拶をします。
朝取り立ての立派な青ネギを、家の裏に回って見せてくださいました。
お母さんもいらしゃって、昨日のお礼を伝えて少しお話しして、その場を立ち去りました。
先日畝を作ったままの畑の横には、白菜がたくさん植えてあり、みずみずしいその葉にはダイヤモンドのような
朝露がキラキラと眩しかったです。

 資料館に到着して、二日目のカリキュラムが始まるまで、少し周囲を散歩してみます。

少し出遅れた紅葉は、朝露でコーティングされ艶のある紅(いろ)をこれでもかと放っていました。
そこら中にあるもの
全てが美しく、愛おしく感じる瞬間です。
こんな幸せを感じる事が出来るのが、もしかして本当の幸せなのかもしれません。

今日のカリキュラムのテーマは「表現」です。昨日感じた様々な事を
インプロビゼーション(即興)と言うメソッドを通じて、各が発表します。

所謂ジャズのセッションのような感覚ですね。

個人でのインプロでは無く、グループを組んで、身体の動きと
発言を通じて、セッションをする準備を進めます。
二日目の講師は岐阜県立森林アカデミーの嵯峨准教授による指導の下、先日の見学で見た動きや、自分自身の感じ方を
身体を動かす事によって表現します。

その表現は、グループの人間に注意を向ける事によって、自分の動きなどを加えながら時間軸に沿っていろんな動きに変化したりします。
初めての試みに、初めは少し恥ずかしそうだったり、手間取ったりしていた参加者も、時間が経つにつれて
慣れてきていました。
 この試みは資料館の横にある講堂や体育館として使用されていた、とても開放的な空間を利用して行いました。

素人考えですが、まだまだ手入れをすれば使えそうな建物なんですね。
床・天井・壁・窓・・・。
全てが、私にとっては懐かしいけれども、とても新鮮に感じます。

途中休憩には、お茶やコーヒでまた親睦が深まります。
この大きな建物にストーブがたった2つしか稼働していませんでしたが、なぜか不思議な事にそんなに寒く感じなかったんです。
もしかして、お日様の力を、講堂の大きな窓たちが集めてくれていたからなのかもしれません。
それと、参加者の熱気と・・・。
そして、最後は数名がグループを組み

一名が ※名宝で感じた事

反対側の一名が ※日頃日常で感じている事

シンメトリーに座った反対側のメンバーが。それぞれ先日の時間軸に沿って想いを回想させます。
その話を受け取って、反対側のメンバーが自分の仕事や日常の想いを回想し、発表します。

その言葉の対比というか、キャッチボールの狭間にいる数名のメンバーは
放たれた言葉を、動きによって具体化する作業をします。
パントマイムのように、言葉を動きに繋げて、動き自体も隣のメンバーとの掛け合いによって変化が生じます。

ただの、感想発表とは違う、参加者にとっては殆ど初めてと言った試みでしたが、それ故に見ているものにとっては
心に残る何かが、言葉や動きから感じ取れた事かと思います。

私はいろんなグループでの発表をじっと聴いていました。
言葉での発表のメンバーは、おそらく私よりも歳が下の人たちが殆どでした。
彼らは若いなりにも、自分の中にある疑問や感動を一つ一つ丁寧に言葉を紡いで、真剣なまなざしで発表していました。

なんの原稿も、そしてプロンプターもなく、自然に彼らの口からは、それぞれの想いが語られていました。

私が苦手な暑苦しさが微塵もない、とても素直な彼らの言葉は、現在の日本や地域、そして世界が抱える様々な問題を
凝視している様が伝わります。

普段何気なく使ってしまう「今どきの若い子は」そんな事を言うのが申し訳なく思ってしまうような
素直な想いが発表からは伝わってきました。

今回私は、名宝で感じた事を言葉で発表する役に当たってしまいました。

昨日初めの言葉で「決まった答えを導く為の企画ではありません。」と話されていたように
私自身も、たった二日で物事の答えを判断するには到底至りませんでした。

私たちが産まれる前、まだ自動車や動力装置が無かった時代。
コンビニも、iPhoneも、テレビも何もない時代。

そして半世紀ほどで、世界は物で満ちあふれました。
発明により生み出された生産物は、まだ使えるか否かを問いかける隙もなく、容赦無くデフレの垢となって
人間の目に付きにくい野山の片隅に廃棄され、科学物質を垂れ流し、埋め尽くしていきます。
お父さんを柱とする家族コミュニティーも崩壊しました。
世帯を越えて同じ屋根の下で暮らす事を拒否する若者は、各に里を離れ家を建て、どんどんと中央に人口も集中しました。
人口が集中する中央では、同じ屋根の下ですら会話が途絶え、まるで新建材の壁だらけの家に飲み込まれてしまったようです。
地球環境の破壊が猛スピードで進んだのも、たったこの100年程の間に「たまたま産まれた」人間の果てない開発の大いなるバグだと感じます。
そのバグは隠蔽されながら積み重なり、時には放射能をまき散らし、それを生み出した人間に容赦無く襲いかかりました。

人間は物事の二面性を見る力を無くしてしまった感じがします。
良い部分と悪い部分
光と影
そうした物事のバランスは、どこがそのしきい値として一番相応しいのかを検証する必要があると思うのですが
そうしたプロセスをバイパスして、権力や資本拡大の波に流されてしまった感じがします。

私の大好きなJoni MitchellのBoth Sides,Now〜青春の光と影〜
結局私はこの曲の歌詞のように、自分自身でもまだ、答えが見つかっていません。

ジョニはこう歌います。

雲はまるで天使の髪の毛のように美しく
アイスクリームのお城の様
でも、その雲は時には輝く太陽を遮り、雨や雪を降らせます。
私のする事も、その雲に邪魔をされてしまいました。

私は雲を見たのは二つの側面から
上から、そして下から

でも、本当は雲の事なんて、なんにも解っていません。

そう、失った物もあるし、得た物もある。
毎日暮らしていく中で。

人生を二つの側面から見ました。
勝ち
負け
でも、本当は人生の事なんてなにも解っていません。



そうしながらも、私はデジタルカメラとパソコンを使いながら
このブログを更新しているのでした。

二日目の最後のイベント
古民家源右衛門での、おときのお昼ごはんレポートは次回です。

12/06/2011

里山カレッジ初日

こんばんは

先日は眠くて寝てしまったので、すいません。
続きを書きますね。


午後1時定時に、カレッジ会場である資料館の教室で開校となりました。



1日目のテーマは「里山の道具考」
教室での講義のあとに、実際に名宝の里山で生活されている地元の方の納屋を見せてもらったり、農具などの使い方を聴いたりします。


今回の初日の講師である、山と川の学校の校長そして、里山の袋を制作されている、三島先生のお話などを伺います。
生物多様性や生態系の話しを絡めながら、里山と人間の関わり方のお話しを聴きました。
ただ、こんかいはあくまでも外に出ての見学や体感通じて、参加者になにかを感じてもらうという主旨のために
教室でのお話しは長時間には及びませんでした。

併せて参加者全員の簡単な自己紹介をします。
※どこからの参加か?
※名前
※本当の幸せとは?

等をクリップボードにサインマーカーで記入して、順番に急ぎ足で自己紹介しました。

ざっと男女半々
20代の若者から上は私の親父ぐらいの方まで、いろんな方が参加されています。
まだこの段階では各自緊張感が漂っています。

残念ながら初日は雨模様となりました。
私はこれからのワクワクした気持ちで、雨も特に気にならなくなってました。

マイクロバスに乗り込み数分で、初めの方のお宅に到着しました。

1軒目のお宅の納屋に到着です。
狭い納屋に満員電車のように参加者がどっと入りました。
ここで私は、このお宅の納屋の人口密度がここまで高まったのは長い納屋の歴史上初めての出来事なんだろうな?
と感じました。

いろんな道具
初めて見た道具
疑問がある道具に各付箋紙を貼り付けて、あとで写真の様にお父さんが説明して下さいます。
これは当時のリュックサックですね。
木材を移動するための杭にロープが繋がっています。
 こちらのお父さんのお宅の納屋では、昔は農作業に使う馬を飼ってらっしゃったそうです。
馬が動力に変わって、現在は動物は飼ってらっしゃいません。

お父さんの説明して下さる顔がなんだか輝いてるように見えたのは、私だけでは無かったと思います。
ここから新聞社の記者等も取材にやってきました。

そして、話しを聞き足らない感じもしないでもないですが、時間も押しているので、二件目のお宅に向かいます。

バスに乗り込みすぐに二件目に到着です。
実際にこちらで生活をされているので、お家が解ってしまう写真は今回は掲載を避けました。

二件目のお父さんのお宅は今農業をされていて、道の駅やJAに出荷されているそうです。
野菜作りのプロフェッショナルと言ったところですね。

家の立地場所や、建て構え、家から目の前に広がる里山と川と畑の風景・・・。
それらのあまりにもバランスが取れた条件に、ただただ「羨ましい」と言う感情が沸いてきました。

さっそく納屋を見せてもらいます。
まず、こちらも青い動力の農機が大きな場所をさいておかれています。

納屋の壁や縁に、昔うちのばあちゃんも使っていたような懐かしい道具が並んでいます。
これらは、全て野菜を作るための大切な道具です。

これは素晴らしいアイデアです。鎌の木箱の中にはなんと稲藁が密閉されているんですよ!!
だから鎌が落ちてこないようになっています。
 稲の藁は、人間の知恵と手によって、色んな形に変化します。
お父さんは、手際よく紐状にしたり、結わいたり・・・。

そして、いよいよお家の向かいにある、綺麗な畑にて「畝 うね」作りを体験させてもらいます!!
38年生きてきて、初めての体験ですよ。
普段iPhoneやパソコンなど、指先だけで世界を知ったような気になっている愚かな私にとっては、とてもワクワクした体験でした。

「もっと腰を落として、手はこの辺を持って・・・。」
お父さんの指導が入りますが、
明らかにお父さんがやった初めの1mぐらいの畝の美しさと、私が掘ったその凸凹で、湾曲していく畝の様は
自分のひねた性格を表しているようで、恥ずかしくなりましたww。
あいにく雨が強く降ってきましたが、そんなのお構いなしにみんな楽しそうに畝の体験に興奮しています。
 そして、次にこの堆肥運びのデモです。
人間が排出する「うんち」&「おしっこ」
それが人間の手によって、畑にまた循環されて、栄養の源に変化していきます。

化学肥料等がまだ世の中に無かった時代。

そして、まだ家の中のトイレが水洗トイレでは無かった時代。
人間が排出するうんちとおしっこも、当時は大切な肥料として野菜の生長には欠かせなかった事を思うと
人間・生物・植物・風土・道具それはら全てネゴジエーションしていたんだと改めて感じました。

もう今は無いうんちとおしっこの代わりに、バケツに水を入れて、天秤棒でのシミュレーションです。
このバランス感覚が素晴らしいですし、お父さんのピンと張り詰めた体幹が美しかったです。
私もやってみたかったんですが、あいにく腰痛が悪化する恐れがあるので、今回は見てるだけにしました。
参加者も、少しふらふらしながらも、楽しそうに体験していました。

そうこうしているうちに、お父さんの奥様が私たちをお気遣い下さり、温かいお茶と、お菓子・自家製の干し柿を
おもてなししてもらえました。
寒い外での作業に、お母さんのお心遣いに身体も気持ちもホッとしました。ありがとう御座いました。
 そんなワイワイと楽しい時間もあっという間に過ぎてしまいました。
辺りが少し暗くなって、バスはもう一度資料館へと向かいます。

資料館から、今回の宿泊先の「民宿しもだ」さんへと向かいます。
しもださんのHPのトップにある、絵めちゃかわいいですよ。

宿に到着して、女子は1階の部屋に、男子は2階の梁が立派な部屋に荷物を置いて、先ずは風呂に入りました。
ちなみに男子6人が一緒に寝るように部屋割りされていました。
イビキに対する耐性がない私は、ちゃっかり耳栓をもってきてました。
これがあとから役に立つ事になりました。

風呂を済ますと、1階の大広間に今日の夕飯と懇親会です。
里の食材と、地元の食材をふんだんに使った、女将さんの家庭的なお総菜がテーブルの上にたくさん並んでいます。
立派ないろりの周りで皆さん囲炉裏端会議です。
 少しずつみなさんの緊張も解けて、お酒の効果も重なって、乾杯から直ぐにワイワイと楽しい時間が流れます。
しもださん特製の鶏(けい)ちゃん焼きを囲んで、手作りのお総菜が並んでいます。
本当にどれを頂いても、美味しかったです。

私のテーブルには二件目におじゃましたお宅のお父さんがいて下さり、いろんなお話しも聴かせて頂きました。
他にも、暮らすところも性別も、世代も違う今日初めてお会いした皆さんと
日頃思っている様々な事をお話しする事が出来ました。
入浴の時も、参加した若者と色々話しをしました。

20代や私よりも若い世代で、こんなにしっかりと物事を見つめている。
日本もまだまだ大丈夫じゃんって、嬉しくなりました。

実は、この日は殆ど寝ずに参加したので、猛烈な睡魔に襲われて、11時頃に私は布団の中に入らせてもらいました。
翌日の話しでは、午前2時頃まで語り合ってた人もいたそうです。

そうして一日目の体感活動は終了しました。