非常に少数派のフォーマットで、正直人目を気にする人にはあまり勧めることができないシステムです。
無難にキャノンやニコンを使っている方がどれだけ自己満足度も満たされると思いますし
全体的な機能などもプロが多数利用しているので、安心できるシステムと思います。
ただ、私がなぜE-systemから浮気をしないのかそれには理由がありまして・・・・。
※ダストリダクションが唯一(マトモに)機能するシステム。
※JPEG出しの写真の色が自分の好み。
※ZUIKOレンズのパフォーマンスが高い。
これぐらいが大きな理由です。
フォーサーズ以外の一眼レフの写真を24インチの画面で見ると、等倍にしなくとも
ゴミが写っている写真が殆どです。
私が知っている中でもソニーのゴミ取り機能付きのカメラを買って、一度もレンズを交換したことがなく
数ヶ月ほどしか経ってないカメラでも、背景が青空などになると、ポツポツとゴミが写り混んでいました。
(ソニーα)
ニコンのだいぶ前のカメラで撮影した写真などは、星雲の様に、ゴミだらけでした。(ニコンDシリーズ)
キャノンのシステムを使っている知っている方も、直ぐにゴミが付いて、いちいちサービスに出すのも非常に面倒と愚痴をこぼしていました。
私が使用しているイーシステムは、何台がありますが、未だにゴミが写り混んだ写真を見たことが無いです。
兄妹が購入したペンタックスのシステムも、購入して直ぐにゴミの混入を調べる機能を使ったところ、
既にセンサーにゴミが付着し、名ばかりのダストリダクション機能を動作しても、一向に落ちる気配もありませんでした。
風景をよく撮影する私は、ゴミがいちいち写真に写り混んでいる現実が性格上許せないのです。
精神衛生的によくもありませんし。
その点では、現時点でもマトモにゴミ取りが動作しているフォーマットはフォーサーズ(マイクロ含む)以外
無いと言っても大げさでは無いと思います。
屋外でもごく普通の取扱で、レンズ交換が気兼ねなく出来るのは非常にありがたいことだと思います。
(オリンパスE-system ゴミのことを心配しなくて済むので、こういった写真を撮影しても心配する必要がありません。)
それと、オリンパスのJPEG出しの写真の色が非常に自分が慣れてしまっていると言うことですね。
一時はホワイトバランスが非常にバカな時代もありましたが、420、520以降のシステムでは
非常にホワイトバランスも安定しています。
620以降は白飛び耐性も強化されていますが、個人的にE-3世代のちょっとばかし飛んでも
ある程度コントラストがあり、艶のある色が非常に好みです。
最後に、やはりレンズのパフォーマンスが高いと思います。
特に竹クラス(ハイグレード)のレンズは、決して安くはありませんが、梅レンズ(スタンダード)に比べると、解像度やコントラストをとっても
やはり一クラス上の写りを見せてくれると思います。
松レンズは持っておりませんので、評価は出来ませんが・・・・。
特にスタンダードレンズでも、以外とよく写ってくれるんですが
ハイグレードクラスのレンズと比べると、まず解像度が違うのと、やはりコントラストが違います。
ハイグレード以上は全部防塵防滴というのも、ありがたいです。
実際に雨が少し降るシーンに何度か利用したことがありましたが、そんなに神経質にならずに利用することが出来ました。
当然悪い部分もありますが、
今のところ、自分が利用する用途としては、他のメーカーに浮気する理由がありません。
イーシステムを利用している方が、最近のオリンパスの動向をみて、乗り換える方や他のマウントを追加している
人もいるそうですが、私は上記の理由と経済的な理由もあり
他のマウントに乗り換える理由が見つかりません。
先に述べたように、ゴミのこと1つ考えただけでも、それを完璧にクリアしているマウントがフォーサーズ以外ない現状
私としては、利用することは精神衛生上ないと思います。
現在所持しているレンズが定番レンズなので、ぶっちゃけそれさえあればイーシステムは
ある程度完結してしまう節もあるんですね。
裏を返すと私の様なバカでめんどくさがりやには非常に解りやすいシステムだとも思います。
で、大変長い前置きになりましたが、新しいイーシステムのフラッグシップ機のE-5
初め発表されたときは、特に体たらくだなーとも思いましたが
色んな所から、撮影サンプルがチラホラ出てきたのをみると
ああオリンパスという会社は、明らかに他のメーカーとアプローチが違うなと言うことが解りました。
ある程度、トレンド的な機能は付けてきていますが、基本今回のフラッグシップ機は
ZUIKOデジタルレンズの性能を現時点で生かし切るチューニングを施しましたよ〜という回答だったようです。
確かに世間は画素数競争で、一眼レフに関しても、エントリー機ですら1800万画素とかうなぎ登りで画素も増えています。
確かに素人さんを騙すのには、カタログに出る数字が大きいほど店員さんも説明がしやすいですし
無駄にファイルサイズが大きくなる高画素機種も、結局の所お粗末なオマケレンズではあまり意味のある事でもないのが
今回のE-5のサンプルをみて、よく解った気がします。
現に一眼デジタルを購入して、撮影後プリント現像マシンに直行的な方は
画素数と、圧縮率の設定すらデフォルトのまま殆どその意味も知らずに使っている人が、調べたことはないですが
半分ぐらい居るんじゃないかな〜って思っております。
ただ、ちょっとやはり今もっているE-3から買い替えるには、もう少し解像力以外でのパンチが欲しかったところです。
と言うことで、今回は買い換えは致しませんが、オリンパスには、今のペースでも別に構わないので
トータルでの画質と、イーシステム独自の発展を今後も期待しております。
と言うことで、土曜日にある、大阪での展示会に出向こうかなと思っております。
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